新年を迎えるに当たって、気になるアイテムの一つが『手帳』。 最近は「スマホでスケジュール管理してるから必要
2016/05/31(火)
『不思議博物館』へご案内します【後編】
魅惑のクソゲー『デスクリムゾン』を、
館長さんが作られた巨大コントローラーで楽しんだ後、2階の展示コーナーへと向かう事にしました。
2階にも独特の空気が…
2階というよりも、ロフトといった感じでしょうか?
いきなり目に飛び込んでくるマネキンの二人。
二人ともめっちゃ美人なので、少々緊張してしまいます。
そして、二人の間に立っているのが、
トネリコという、不思議博物館のイメージリーダーというかメインキャラクター的な存在。
テーブル(ちゃぶ台)の上にはメトロン星人が!地球征服をウルトラセブンに阻まれた後、DDTマット制圧も目論んだんですよね(知らなくても問題なし)。
他にも、
これも館長さんの作品でしょうか?謎の絵画や写真が飾られていて…
この2階ロフト部分、とっても落ち着きます。いい雰囲気です。ここで生活したいと思ったぐらい。
ここから俯瞰で見た博物館内。
クマムシが存在感示してます。
中庭に恐竜が!?
館長さんが「裏庭には恐竜がいますよ、ぜひご覧ください。」と勧めてくださるので、それでは外へ出て…
アトリエを通り抜けて庭園方面へ。
ミドリガメの名前“テリー”は、テリー・ギリアム監督から。
アートなのか、それともただ放置してある素材なのか?に思いを巡らせつつ。
静かに立ち尽くしているマネキンにビビリつつ…先へと進んでいくと、
本当に恐竜が!しかも、あんなに強く勧めてくれたのに1匹だけ!?
よかった~!!何頭もいたらシラケてしまうところです。
身長は2メートルぐらい?森に残された最後の1頭でしょうか?
滅び行く者には孤独こそが相応しいのだ。
九州でしか描けないアートの風景を
館内、そして敷地内には、他にももちろん
ピパやっ!
館長さんは『不思議の国のアリス』大好きだそうです…
などなど、たくさんの展示があるのですが、実際に行かれたときの感動が薄くなったら残念ですので、ここでの紹介はほどほどにしときます。
関東方面に行けば、このようなサブカル的なものを陳列したバーやカフェなどが数多く存在している事もよく知っています。
でも、そのような場所の中には、ちょっといろんなものを詰め込みすぎというか、ゴチャゴチャしすぎているなぁと感じてしまうところも、実は多かったりして。
オーナーさんやスタッフさんたちの個性が見えてこない、ただ変わったものを並べているだけの空間も多いように思います。もしかしたら情報過多が原因なのでしょうか。“足し算”が過ぎて、何が何だかよくわからない雰囲気になっている場合も…
この『不思議博物館』には、そういう、雑な雰囲気がないというか。すごく丁寧な空間という印象を受けました。
こういうスペースの場合、どうしても1個1個の陳列物に目が行きがちですが、少し俯瞰で見ると、この建物敷地まるごと全体でひとつの調和が取れているようにも感じます。
九州・福岡の辺鄙な場所というのが良い影響を与えているのでしょうか。中央からの距離がほどよいフィルターになっていて、キラキラした澱りモノしか届かないのかもしれません。
そして…やはりこの館長さんのセンスが良いのでしょう。正直、そう広くない建物の中に、これだけの展示物を並べて、それでいて統一感や居心地の良さを演出できる人って、そう多くはないように思います。
とても居心地がよくて、また来たい、しょっちゅう来たい、でも遠いし…なんて考えていたら、館長さんが
「天神に2号店がありますので、今度はそちらのほうにも是非!」と仰る。
何!博物館の2号店?姉妹館というのかな?そんなの聞いたこともありませんが。
それはぜひともお邪魔したいです!!