>【その1】はこちら< 走り屋をテーマにしたマンガやアニメの印象も強いので、昭和の終わ
2016/05/27(金)
“痛車”の世界【後編】
突然、マイカーを痛車にしようにも、その段取りも手順も、予算感もまったく見当つきませんし…
この『艦これ』WiLLのドライバーさんがとても気さくな方だったので、いろいろと尋ねてみたところ、
■専門の業者さんに頼めば金額の上限にキリがないけれど、自作するなら5万円ぐらいからでも(もちろんステッカー・プリント代のみ、車両本体は別)
ちなみにこの金剛さんは、仲間に手伝ってもらいながら自作したそうです。
ただし、あまり安く上げようとしすぎて質の悪いフィルムやプリントを使うと、雨や太陽光などですぐにダメになってしまうこともあるので要注意。
■普段使いも別に問題なし。会社にもこの車で出勤。
■ただし、母親には「車までこんなにして!さらにオタクの深みにハマってどうするの!」的な怒られ方をしたそうです。
身内にはウケが悪い!?まあ、痛車に限らず、ゴルフでもゲームでも何でも、趣味を極めていくと周りからは疎まれたりするもの。こればっかりは仕方ないですね…
もちろんラブライブも!
ホント、艦これ人気は高くて、
NS-1に秋月さん。
防空駆逐艦のはずですが、あまりそれらしい感じは…
と思いきや、正面のカウルには高角砲が!
こういうのは“痛バイク”とか言うのでしょうか?
そして、もちろん、
『ラブライブ!』もまだまだ人気!助手席サイドは真姫、
運転席側はことりちゃん、
そしてベース車両はS13シルビア!かっこいい!!
これは痛自転車?痛チャリとか言うのかな?
にこにーが後輪に。先ほどのシルビアのボディを前に、にこまき。
さらにもう1台、痛スクーター(っていうのかな?)を加えて、
ううん、残念!シルビアがもう少し後ろに停まっていたら魔女組が完成したのに!!
スト魔女も!
先ほどから、写真ではチョコチョコと見切れている、
ストライクウィッチーズの痛車もカッコ良かったですよ。
この会場で、実際に痛車に乗っておられる方に色々と質問してみたところ、「クルマの表面は意外とデコボコしている」とのこと。
なるほど、確かにドアノブやサイドモール、
ボンネットにはダクトなどもありますから、まっ平らなキャンバスに絵を描くようにはいかないですよね。せっかくのキャラクターの顔が歪んで見えたりしたら悲しいです。
よく見ると、皆さんドアノブやサイドモール、継ぎ目などをうまく利用したり目立たないようにしたり…改めて、「痛車も意外と奥が深いよなぁ」と感心した次第です。
他にもまだまだ…
他にも、仕上がった痛車がいっぱいあったんで、文字数の許すかぎり紹介を。
アイドルマスター(ごめんなさい、これはよく知らなくて)な2台。
間近で見ると完全にアート作品のよう。
キャデラックのボディに描いてしまうとは!
でも、車体に見合った落ち着いたデザインで好感が持てます。
『ガールス&パンツァー』も。クラーラさんカッコいいぜ!
他にも、
まだまだたくさん紹介したい車があったのですが、
今回はこのへんで。
しかし、痛車を撮るのって難しいです。絵の部分だけをアップで撮っても意味がないですよね。やっぱり、あくまでもクルマの一部であることも分かるようにしたいし。
なにせ、痛車自体をゆっくりと至近距離で見るのも今回が初めてだったので。
全国各地で定期的に痛車のイベントが開催されているみたいなので、ぜひまた行ってみたいなぁと思ったのでした。