>【前編】はこちら< ベトナムでの“乾杯!”の掛け声は、 “モッ・ハイ・
2016/07/19(火)
ベトナムの釣具屋さんを覗いてきました。(ただし雷魚メイン)-前編
ボーダーレス釣り部(あいかわらずメンバーは2人の非公認サークル)としては、コレを日本のみなさまにお伝えすべきであると思い立ち、オフの日に出掛けてまいりました。
全く興味のない方、本当に申し訳ありません。が、好きな方にとっては垂涎モノの情報でしょう…ベトナムの釣具屋さんにお邪魔してまいりました。
メインはライギョ
先日ご紹介した食事風景をご覧いただいても分かる通り、ベトナムは海がとてもキレイな国でもあります。
なので、海釣りに関しては、たぶん申し分ないでしょう。ハニーすぎるスポットがそこかしこに転がっているであろうことは一目瞭然。
しかし!
移動中に偶然見かけた、この風景。
これは…クリーク(水路)か!?しかも、かなりのヘビーカバー!!
もしかしたら、巨大な“ライギョ”が棲息しているのかも??
ライギョとは?
ちなみに、ライギョとは、
こんな魚です。漢字で書くと『雷魚』。これは小さいですが、本当は70センチ以上、時には1メートルを超えるものも。
池や沼、河川などに棲み、目の前を通る小魚やカエル、エビなどを根こそぎ丸呑みにしてしまう獰猛かつ貪欲なモンスター…などと言われていますが。
実際のところ、意外と臆病で神経質ですし、飼育してみると、稚魚のうちはすぐに病気に罹って死んでしまうという、なかなかデリケートな魚だったりします。
しかも、かつては全国各地で普通に見られるポピュラーな淡水魚だったのに、最近はすっかり減少気味…東北、四国、九州はいちおうメッカと呼ばれているようですが、少なくとも福岡~佐賀あたりは、年々釣れなくなっていっているような気が。
まあ、ライギョについて詳しく書くのは、この『ボーダーレスの秘密』の主旨に外れていますので、この辺にしておきますが、
1、元々は東アジア周辺の国々から日本に持ち込まれた魚である。
2、きれいな水を湛えた湖や清流などよりも、どちらかといえば澱み気味で、水草がボーボーに茂ったような水域でよく見かける気がする。
どうです?この2点にだけ注目してみても、このベトナムのクリークらしき場所、いかにも「ライギョ釣れそう!」って感じがしませんか!?
釣りの情報は釣具屋で!
初めて訪れる場所で、「ここで一体どんな魚が釣れるのか?」が気になった時、一番頼りになるのが、その土地にある釣具屋。生きた情報を手に入れたいなら、まずは釣具屋さんへGOでしょう!
いろいろと調べてみると、ホーチミンに日本人が経営している釣具屋さんがあるそうな。
さっそく移動…
ボーダーレスの支があるダナンから、飛行機で1時間半弱ぐらい。
旧名の“サイゴン”といったほうがピンとくる方も多いかも?ベトナム最大の都市であるホーチミン市に到着。
ダナンからすれば大都会という感じです。
空港からタクシー。運転手さんにお店の住所を見せて出発。
…噂で聞いていた通りの大渋滞です(笑)
たぶん、そう距離的には遠くないとも思うのだけれど、けっこう長い時間タクシーに乗っていた気がします。ですが、そんなにボッタクリの値段を吹っかけてくるでもなく、しかも、わざわざいろいろと調べてくれたりしながら、丁寧にお店の前まで連れて行ってくれました。
もちろん、旅慣れた向井社長や現地スタッフたちのお陰で、トラブルになるような場所には近付かずに済んだというのもあるでしょう。でも、それらを差し引いても、ベトナムの人たちは基本的にはイイ人が多かったように感じましたね。
と、運転手さんのおかげで、なんとか異郷の地でたどり着けた釣具屋さん…
おそらくコチラでしょう!
『竿菊釣具店』。ちゃんと日本語で書いてあります。
さっそく中を覗くと…
見慣れた“TENRYU”の赤いロゴ!
天龍のロッドがお出迎えしてくれました。ここ本当にベトナムなの?と錯覚してしまいそうになります。
(つづく)