映像制作のボーダーレスの秘密

江袋 見咲
江袋 見咲
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秋の夜長に、ボーダーたちのオススメ本【後編】

>【前編】はこちら<

 

編集長から『読書の秋なので、ボーダーレススタッフにオススメの本を聞いて回りなさい』という指令を受けて、社内をうろうろと。

そうですね、まだあまりこのボーダーレスの秘密に登場していない人に出演していただきましょうか?

…おっと!うってつけの人がいるじゃないですか~!?

高見さんのオススメ本は…?

というわけで、クリエイティブチームの高見さん!

今年ボーダーレスに入社した期待の新人さん。もちろんこの『ボーダーレスの秘密』初登場だったはずです、たしか。

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―― で、高見さん。突然ですが本は好きですか?よく読むほう?

 

高見「そうですね、本は好きですし、よく読むほう…なのかな?あんまり他の人と比べたことないんで、その辺よくわからないですね(笑)」

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―― では、そんな高見さんオススメの本を紹介してもらいたいのですが。

 

高見「えーっ?いきなりですか??そうですね…(真剣に悩む)」

 

―― いえ、そんなに真剣に考えなくても大丈夫ですよ。オススメ本の紹介はもちろんなんですけれど、社内の雰囲気を伝えるのも今回の記事のポイントみたいなので。

 

高見「そうですか、じゃあ、こんなのはどうですか?」

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ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
(ジム・コリンズ他/日経BP社)

 

高見「ナンバリングタイトルとしては現在までに4巻、あと特別編なども出ていますね。あえて僕が一番影響を受けた第2巻を。学生時代にはバイブル的な一冊でしたよ。」

 

―― ビジネス本ですよね?

 

高見「著者のジム・コリンズさんは“ドラッカーの後継者”とも言われている方でして。ビジネス本というよりも経営哲学書に近いかも?」

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―― ちょっと難しそうな本ですね(苦笑)

 

高見「いえいえ。実在している企業をサンプルにしていますんで、イメージしやすいですし。そんなに小難しい本ではないですよ。」

 

―― 学生時代に出会っておくべき本ですか?高見さんのように。

 

高見「いや、会社に入ってから読み返してみると、例えば“組織の中での自分の立ち位置”だったりとか、そういうことについても考えさせてくれる本なんですよ、実は。」

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高見「起業家を目指してる方や、実際に経営に携わっている方だけではなく、僕らのようなイチ会社員も読んでおくべき本なのでは?“社会人としての哲学”という風にも読み取ることが出来る一冊ですよ。」

 

―― せっかくなのでもう一冊、今度は普通の小説とか…

 

高見「それなら映像制作会社らしく、間もなく映画化されるこちらを。」

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海賊とよばれた男 【上巻】
(百田尚樹/講談社)

―― 話題になりましたよね。ずばりオススメポイントは?

 

高見「出光興産を築き上げた、出光佐三がモデルの一代記…なんてあらすじは必要ないですね。とにかく熱いんですよー!熱い男たちの情念が織りなす、アツい物語です。」

 

―― 男の人向けの小説でしょうか?

 

高見「でも、“自分にとって、仕事って何だ?”を問う作品でもありますし、“モチベーションを保つ”ということにも言及しているように感じれますし。そこは性別関係ないかも。」

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高見「さっきもチラっと言いましたけれど、この冬、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』、『STAND BY ME ドラえもん』などの山崎貴監督で映画化もされますし。この秋に読むにはうってつけの一冊じゃないでしょうか?」

 

―― ありがとうございました。では、最後にいっしょに写真を…奥の席のマーさん!マーさんも写真に写りこんでいますよ。恐い顔しないで、笑って笑って!

「えっ!?なんで?僕も??」

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問答無用でハイ、チーズ!あらら、笑顔に惹かれたのか、むしろマーさんにピントが合ってしまった!?高見さん、なんだかスミマセン(笑)

最後は久々!中田さん!!

では、最後にもう一方。

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ひさびさ登場!クリエイティブチームの中田さんです!!

―― あのー、…怒ってます?

 

中田「なんで?今日はむしろご機嫌です。」

 

―― よかった。では、いきなりですが、秋の夜長に読むべきオススメ本を紹介してもらいたいんですけれど。

 

中田「そういうことなら、これかな?」

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ジェノサイド 【上巻】
(高野和明/角川文庫)

―― 中田さんのオススメ、しかもこのタイトルということは、やっぱりホラー系ですか?

 

中田「多少グロいところもありますが、これはサスペンスものというか、ミステリーですかね、ジャンル的には。SFっぽくもあるし。」

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―― どういったお話なのですか?

 

中田「亡くなった父から、遺言状とも思えるメールが届いた大学生…パンデミック…病気の息子を抱える傭兵と…やがて舞台は海外に、そして政府が…」

 

―― ち、ちょっと、なに言ってるか分からないのですが(汗)

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中田「ミステリーのあらすじを尋ねること自体がナンセンス。どういった話なのかを説明するなんて、僕には出来ませんよ。」

 

―― す、すみません。では、見どころというか、オススメポイントを。

 

中田「細部までこだわった緻密な描写、そして人類の存続にまで関わってくる壮大なスケール。そして、本がブ厚い。ページ数が多い。これこそ秋の夜長にじっくりと読んでいただける本なのかな、と。」

 

―― なるほど。いろいろと考えて下さってのチョイスだったんですね。。。失礼しました!

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中田「物語の世界観や設定を説明する部分がちょっと長くて、序盤で投げ出してしまいたくなる方もおられるかと思いますが。我慢して読み進んでいけば、やがてどんどんと引き込まれていくはずですよ。」

残りはまた別の機会に

ページの都合で今回はここまで。

他のスタッフにもいろいろとオススメ本を教えてもらったんですけれどねー。オススメのマンガもいっぱい教えてもらったんですけれど。紹介し切れなくて残念です!

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と、いうことで。何事もなかったようにボーダーレスの業務に戻る、レオパード・スティール所属の、声優でナレーターの江袋見咲でした。

機会があれば、今度は“声”でお会いしましょう!

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