古本屋でこんなものを買ってみました。 尋常小学校の『夏期学習帖』というタイトル。店員さんにいろいろ
2017/08/04(金)
知識ゼロから始めるボトルアクアリウム【前編】
近ごろ、オシャレなカフェやレストランや、あとテレビ番組のセットなどで、
こういうのを見かけること、ないですか?
小さいボトルなどの容器の中で、水草や熱帯魚が生活しているという、
これ、『ボトルアクアリウム』とか、『ボトルアクア』というんだそうです。
こんなのがお部屋にあったら、とってもオシャレなのでは!?いえ、オシャレに違いない!!自分も始めてみたいんだけれど…大丈夫??
熱帯魚、飼ったことないんですけど。これまでに一度も。
ボトルアクアリウムとは?
熱帯魚は飼ったことないけれど、子供の頃にメダカとか金魚とかオタマジャクシとかは飼ったことあります。オタマやメダカやフナなどは、そこらへんに普通にいました。わりとけっこう田舎者。
しかし、熱帯魚は飼ったことないので、いきなり始めてしまうのはさすがにちょっと。自分にとってもお魚にとっても不幸なので、ネットで色々と調べたり、ショップに足を運んでみたりして予習。
ボトルアクアリウムの定義というか解釈は一定ではないみたいですが、いろんなサイトの意見をまとめてみると、
■使う道具は『容器』だけ。
一般的な熱帯魚の水槽(これをアクアリウムというそうです)には、水をキレイに保つろ過装置や、冬でも熱帯の魚が住めるよう加温するヒーターなど、さまざまな道具が必要ですが、このボトルアクアリウムは、
ボトルというよりも金魚鉢みたいですが。へー、ベタって高いんですね!!なんてことは置いておいて。
水草が入っていますよね。ベタが出した排泄物や二酸化炭素が水草の成長の糧になり、そして水草が水質を浄化して…という自然のサイクルが、この小さなボトルの中で完結するという。凄いシステムじゃないか!
■容器のサイズはあくまでもボトルぐらい。
あまり大きな容器を使うと、それはもう普通のアクアリウムになってしまうみたいで、“ボトル”アクアを謳うからには、やはりビン・ボトルサイズの入れ物に入った魚や水草を愛でるべきっぽいです。
この2点が、だいたい『ボトルアクアリウムとは何か!?』のキモみたいですね。
さっそく行動開始!
ただ、ここで、少し気になるポイントが。
ボトルアクアリウムのビギナー向けサイトをいろいろと見ていると、『とっても簡単!誰にでもできる!!』的な記事と、『最初はとても難しい!始めるなら慎重に』という感じのものに、意見がまっ二つに分かれているのです。
そりゃ、生き物を飼うのですから、生半可な気持ちで挑むわけにはいかないでしょう。それでも、自分にでも維持できるものならトライしてみたいし。趣味って大事。
いろいろと移ろいゆく心そのままに、とりあえず行動開始。まずは近所のオシャレ系アイテム揃いのほうの100均ショップに行って、
100円で買える中では、ひとまずいちばん大きなビンを購入。魚によっては飛び跳ねるものもいるそうなので、最初はフタつきのものがいいそうですよ。
続いて、いよいよ熱帯魚を売っているお店へ。専門的なお店は少し敷居が高そうだったので、ホームセンターに併設されているショップ。
カラフルです!たしかに、ベタという魚はすでにボトルに入れられて店頭に並んでます。意外と簡単なのかな?
こんな生き物まで??
人によってはグロく感じるかもですので、ドアップは避けておきますが…カワイイ!容器の大きさは金魚鉢ぐらいですが、これも一応、ボトルアクアリウムの一種といえるでしょうか。
ネットの情報では、ベタ、メダカ、金魚、アカヒレという魚がボトルアクアリウム初心者向けらしいのですが…やっぱりベタがいちばんキレイですね。丈夫な魚らしいですし。でも、意外と高価なんですよね。一匹3000円とか当たり前。。。
と、そんな時に。
これはボトルアクアリウムではなく、普通に見かける大きな水槽(くどいようですが、これがアクアリウムというものらしいです)が目に入ってました。これこれ、こんな雰囲気いいじゃないですか!!
水草がまるで敷き物か、緑の絨毯のように水底に広がってて。その上をお魚が気持ち良さそうに泳いでいます。これだ!
近くに貼ってあったポスター。何が3ヵ月後なのか理解できませんが、こんな感じがいい!そうだ、お魚よりも前に、とりあえず水草をこんな感じで敷き詰めてみよう、ボトルアクアリウムの水底に。
と、いうことで。
お魚は、もし飼い方がマズくて死んでしまうようなことになれば激しく後悔してしまいそうなので、とりあえず水草の青い絨毯にトライしてみましょうか。
グロッソスティグマという水草。これが背があまり高くならず、水底で薄く広がって、まるで絨毯でも敷いたかのような景色を作ってくれるそうな。
(熱帯魚・水草愛好家に怒られそうな予感もする【後編】に続く)