>【前編】はこちら< 【前編】では古いめのクルマばかり紹介してきたので、今回は現行車か
2017/10/24(火)
街で見かけたステキなバイク
あいかわらず、ボーダーレス・クルマ部の皆さんは忙しそう…このスキに、クルマ部のあの企画をパクってしまいましょう。仕事の合間やお出かけの途中に、密かに撮りためていたんですよ、バイクの写真。
街で見かけた、オーナーさんの“バイク愛”をヒシヒシと感じたマシン、ちょこっと紹介していきましょう!
カワサキ・マッハⅣ
まずはこちら!実際に走っているところ見たの初めてです!!
カワサキのマッハⅣ…ですよね!?僕の生まれるずっと前のバイクですし、マッハシリーズについてはほんのサワリぐらいしか知らないんですよ実は…よくご存じの方、もろもろご指摘くださるとありがたいです!!
知識はなくても、それでも紹介したくなります。文句ナシにカッコいい!美しい!!今からもう40年以上も昔のバイクとは思えないカッコよさ。
マッハの魂、空冷・2スト・3気筒。
イカツすぎ!!
セルなし、キックスタートのみの潔さ!!
ああ~、まじでカッコいいですよね…
後ろにチラッと見えるハーレーたちにも決して負けてないですよ。ちなみに、もちろん程度にもよるみたいですけれど、お値段のほうも現行のハーレーに負けてませんよ!!
ホンダ・VT250F
移動中、フラッと立ち寄ったコンビニに、
VTじゃないですかー!ホンダ・VT250F。このカウルに、マフラーは右1本出しの“3型”。
80年代終わりごろのバイクですが、2000年代アタマぐらいまではよく見かけてましたね。乗ったこともあります。VTR250の原点ともいえる名車…
いや、販売当時は、どちらかというと不人気だったみたいですね。そりゃまだクォータークラスは2ストがバリバリの現役だったし、車体の大型化・マッチョ化が一般的だった時代にこのスリムなボディ。ホンダはちょうどこの3型の頃にCBR250も出しましたし。
個人的には、マンガ『バリバリ伝説』で“みぃ”が乗ってたのもなぁ。この型じゃないけど。VT=「オンナが乗るバイク」みたいな印象が強くて。
でも、今のライダー視点からすれば…4ストならではの低燃費・低騒音。小回り&街乗り利便性はビッグスクーター並み。女性ライダーもラクラクの足着きと取り回しの良さ。選択肢としては全然『アリ』だと思います。未来のバイクライフを先取りしすぎてたんじゃないでしょうか?
そして、“未来形”といえばコレ!インボードブレーキ!!
ベンチレーションとか放熱性とか何とか、これこそ最新の制動システムのような感じもしますが…スッと思い浮かぶのはVTと、あとCBXぐらい?今は全然見かけませんが。。。
「この前ブレーキパッドを交換したんですけれど、もう、半日ぐらいかかっちゃいましたよ。」と苦笑いしつつ話してくれた、このVTのオーナーさん。やっぱりメンテナンス性に問題アリみたい。
それでも「やっぱりこのブレーキでないとね、VTは」とも。しょっちゅうオークションでカウルなどのパーツ探しされてるそうですよ。オーナーさんの、このバイクにかける“愛”をヒシヒシと感じるのでした。
ベスパ
これは、先日掲載した旧車イベントでの1台だそうですが、
ベスパですね!美しい!!映画『ローマの休日』でアン王女と新聞記者が、ドラマ『探偵物語』で松田優作が…と、映像作品の小道具的に使われるのも納得。カッコいいですもんね。
でも、これまたあまり縁がなかったんですよね、ベスパって。乗ってる友達もいなかったですし。これはスプリントっていうモデルなのかな?
しかもこれ、側車付いてるじゃないですか!?サイドカー。こんなベスパもあるんですね、初めて見ました。3人乗ってもいいの??謎だらけだ…
そして!僕が個人的に思う、いちばんの謎はコレ。グリップエンドのウインカー。ちょっとコケたり、壁に擦っただけで壊れてしまうんじゃないの?けっこう大切ですよ、ウインカーって。
常に交換用のものを用意して乗るものなのでしょうか?それとも、そもそもコケたりしない人が乗るものなのか??ベスパ乗りの方に、ゆっくりインタビューしてみたいもんです。
スズキ・GT380
とある道の駅っぽいところに車を停めてヒト休み。
車内から、何気に窓の外を見る。今まさに発進しようとしているバイクが1台…
まじか、これ!?スズキのGT380じゃねぇかよ!!
あわてて車から降りて、オーナーさんに「写真撮らせてください!」とお願い。お忙しそうなところに無理言ってホント申し訳ない。でも、笑顔でOKしてくださいましたよ。ライダーに悪いヒトはいないのだ!!
こちらも動いているところ見るのは初めてです、
マンガ『湘南爆走族』で、桜井信二が乗ってたなぁGTサンパチ。
エンジンのアタマが四角い箱状に!“ラムエアーシステム”。
マフラーもノーマル。オーナーさんいわく「エンジンから何から、ほぼ全部当時のパーツそのまま。どノーマルにこだわってます」。映画『ルーキー』でクリント・イーストウッドも“いいクルマは何も手を加えないのが一番かっこいい”みたいなこと仰ってましたよ確か。カスタムもバイクも楽しみのひとつですが、どノーマルにこだわるのも“バイク愛”でしょう。
しきりにスゲぇ、カッコいい!を連発してる僕の横で、オーナーさんの奥さん?彼女?らしき女性がボソっと一言「へぇ~、このオートバイって、そんなにスゴいの?」…分からないかなぁ、この男のロマンを!!
ニーズがあればまた第2弾を
“バイク愛”あふれる1台を、と選んでいたら、結局旧車がメインになってしまいました…他にも、
アルティメットなメガスポーツ、スズキのハヤブサ。バイクでMAX時速300キロ超って、一体どんな気分!?
やっぱり存在感ありますね、ハーレーそろい踏み。
これまた旧車、なおかつ名車のRZ250とか。
写真はいっぱい集まってるんですが、果たしてバイク好きのニーズがどれほどなのか?編集部も判断しかねるところ…好評なら第2弾もあると思うので、そのときにまた紹介できればいいなと。。。
そして、第2弾にGOサインが出たら、今度はちゃんとカメラを持って街中をウロウロすると思いますので、その時はみなさんの“バイク愛”に溢れる1台、どうか気持ちよく撮らせてくださいませ!よろしくお願いいたします!!