>【前編】はこちら< 千葉県民の冷蔵庫には必ず常備されている、というのは言いすぎかもで
2017/11/07(火)
千葉県民の味!?『みそピー』を手作りしたい【前編】
千葉県出身の方から、
落花生をいただきました!ピーナッツ。
農家の方のお名前も記載してある、本場の本物。
オススメの食べ方は『塩茹で』だそうで。初めてトライします。よーく水洗いした殻付きのピーナッツを、タップリのお湯&塩でジックリと茹でる…
とっても簡単!しかもとっても美味しいですよ、ゆでピー。よーく考えたら、ピーナッツを調理すること自体が初めてでした。
いただいた落花生は、まだ袋に半分ぐらい残っています。これは…実は、前からトライしてみたかったことがあるのですよ。もう1クラス上のピーナッツ料理、
味噌ピーナッツ!通称“みそピー”を手作りしたい!!
念のため、みそピーとは?
以前、ボーダーレススタッフたちを「なんだコリャ!?見たことも聞いたこともないよ!?」と、まるでゲテモノ食品に触れるかのような不安に陥れた食べ物。
そのときの模様はこちら。千葉県(およびその近隣都市)出身者たちは「実家の冷蔵庫に普通に入ってるよ」とか、「給食にも出てたよ」なんて言うとりました。千葉県民のソウルフードってやつか!?
しかし、私も含め、けっこう西日本出身者が多いボーダーレス。
こんなの見たことないし。だいたい“みそピー”ってネーミングも怪しいし…でも、食べてみたら意外というか、かなり美味しかったんですよね、みそピー。
検索してみると、簡単に作れそうなんです、みそピー。ただ、せっかく『ボーダーレスの秘密』で手作りするなら、一般の方が投稿した調理法や個人ブログを参考にしても仕方ないというか。許可なくパクってるみたいだし…
もうちょっと、オフィシャルかつ権威ある“みそピーの作り方”みたいなのものをディレクションしてくれるものはないか?と考えていたところ、こんなサイトを発見!
千葉県の公式ホームページ内にある【くらし・福祉・健康】カテゴリー、ここに“落花生みその作り方”というのが掲載されているではないか!?これぞ千葉県公認、みなさんに胸張ってお伝えできる、みそピー製作キングスロードではあるまいか?
★みそピーの材料
●落花生 ・・・50g
●味噌 ・・・80g
●砂糖 ・・・30g
●酒 ・・・大さじ半分
●サラダ油・・・適量
詳しくは千葉県HPをご覧下さいませ。サイトには4人分の分量が書かれていたので、2人分ぐらいに減らしてみました。
しかし、これだけではまだ疑問が残ります。
以前、ボーダーレス社内で試食したものには、赤っぽい色した味噌が使われていたような?味噌の種類については書かれてないんですよね。あと、たしか「ゴマ」が使われていたようにも。つぶつぶの白ゴマが混ぜてあったようにも思うのですが??
ホームページをさらに深く読み込んでみると、下のほうに「お問い合わせください」と、農林水産部担い手支援課への直通の電話番号が書かれているではないか。さっそく問い合わせしてみる…
●味噌は何でもOK。どこにでも売っているような普通のお味噌を使う。ただし、千葉では麦味噌や白味噌はあまり使わないので、それらは避けたほうが良いかも?
「赤く見えたのは、もしかしたら熟成の進んだお味噌だったからではないでしょうか?2~3年モノの古いお味噌を使うことも多いんですよ」とのことです。
●ゴマはお好みで
「千葉の家庭でも特に決まりはないですね。入れる人もいれば、そうでないところも。使うなら白ゴマですが、まあ、まずはゴマをいれないプレーンなものをオススメしますよ」だそうです。
担い手支援課の方のお答えはこんな感じでした。他にも、『初めてのみそピー作り』の注意点について、いろいろと教えてくださいましたよ。
■とにかく弱火で!
「慣れないと簡単に焦がしてしまうんですよー!それに、火を入れすぎるとすぐに固くなっちゃいますので。とにかく弱火です!!」
■砂糖の代わりにハチミツを使うのもGOOD!
「これもゴマと同じくお好みですが、砂糖の代わりにハチミツを使う人もいますね。でも、最初はやっぱり普通の、どこの家庭にもある白砂糖を使うのが良いと思います」
余談ですが…今回お話を聞かせてくれた、千葉県の農林水産部担い手支援課の方、とってもとっても親切ていねいでした!こちらが恐縮してしまうぐらい。かなり感激です。こんなに素晴らしい職員さんがいる千葉県民、羨ましいですマジで。千葉に引越しを考えたりして…(けっこう本気で)
準備は整った!
最初は千葉県産の、少々高価なお味噌を取り寄せようか?とも考えたのですが、みそピーはあくまでも家庭料理。
普通のスーパーの味噌売り場に行き、全国どこにでも売っているような、米麹を使った普通のお味噌を購入。砂糖は家にある、日本酒も…ということで。
我が家の台所に勢ぞろいしました。ピーナッツ以外はいつも家庭にあるような材料ばかりです。時は来た。みそピー作りに挑んでみましょう。
担い手支援課の方が教えてくれたように、弱火です。とにかく弱火。