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2017/11/14(火)
神戸の『大連』は忘れじのラーメン屋さん
関西に出張することになりました。しかも、今回は久しぶりに神戸にも寄ることになりそう。
せっかくなので、ご当地ならではのラーメンを…と思っていたところに、
向井社長!そういえば向井さん、神戸出身でしたよね?
向井「そうだけど、もう神戸を出てずいぶん経つからなぁ。神戸のラーメンかぁ…あーっ!じゃあ大連に行ってみてよ、ダイレン!!懐かしいなぁ。お店、まだ昔のままなのかなぁ?」
懐かしい、街のラーメン屋さん
向井さんをはじめ、神戸出身のやや年齢上めの方々いわく「その昔、神戸でラーメンといえば中華料理屋さんのいちメニューで、専門店ってそんなに無かったような…」とのこと。
そんな中、神戸のいわゆる“ラーメン屋さん”のハシリのひとつともいえるのが、垂水区(たるみく)というところにある『大連』なんだそう。地元では有名なお店なのでしょうか。
おおー!これですね、たしかにハシリ感というか老舗感ハンパないルックス。いわゆる、街のラーメン屋さんといった佇まい。
手にしているのはデジカメのはずなのに、まるでフィルムカメラで撮ったかのような錯覚に陥ってしまう…味のある、画になるノレンとガラス戸の水玉模様。
さっそく店内。カウンター席が中心の小さなお店とはいえ、お客さん多し!
お店のイチオシメニューは“野菜ラーメン”みたいですが、向井さん曰く「何でも美味しかったんだよなー!」ということなので、なんとなく気分で塩バターラーメンを注文。
お冷じゃなくて、お茶が飲み放題なところも庶民的な嬉しいサービス。
さっきも書いた通り、カウンター席がメインですが、いちおうテーブルも。
カップル席的なサイズ感がイイ塩梅。
「かつて神戸に住んでた頃には、この席でラーメンをすすっていたりしたのだろうか??…」と、ヤング向井さんに思いを馳せていた時、
運ばれてきました!これが大連の塩バターラーメンです。
つるつるで舌触りなめらかな細めの麺です。それでいてコシもしっかりしていて。東京ではあまり味わえないような、とっても上品な食感。「丁寧な麺だなぁ」というのが素直な感想なのですが、これで伝わるかなぁ?
スープも絶妙。塩味はしっかりと効いているのですが、その先にほんのりと旨味が潜んでます。決して自己主張しすぎないウマ味。これぞ関西ダシの基本、“薄味”の極意なのか。
スープに口が慣れてきたら、辛子みそでリフレッシュ。
そして、このチャーシュー、
とびっきり美味しかったです、このチャーシュー!少々後悔。チャーシュー麺にすればよかったよ…
■大連(だいれん)
住所:兵庫県神戸市垂水区西舞子2丁目11-10
駐車場もありますが、そう広くはありません。3台分ぐらいかな?なので、公共の交通機関を利用するほうがよいと思います。JRの舞子駅か、山陽電鉄の舞子公園駅が最寄りの駅です。
食べ終わった頃に、ちょうどお店が空いてきたので、
カウンター席、店内の様子。
なんとも懐かしい雰囲気。いかにも故郷のお店という感じです。
「もう40年もこの場所でやってますからねー。昔を懐かしんで来て下さるお客さんも多いですよ。中にはお孫さんを連れて、なんて方もねー。」と女性スタッフさん。ママさんかな?
向井社長だけじゃなく、神戸っ子たちのラーメン原体験的なお店のひとつみたいですよ、
この『大連』…ああっ、餃子もあったなんて!!次回来た時は必ずオーダーすることにしようっと。