編集長「東京には“富士見台”とか“富士見坂”とか、富士山が見えるってことを謳ってる地名が結構
2018/01/05(金)
戌年の初めは“伊奴(いぬ)神社”から!【前編】
平成30年、2018年がスタートしました。明けましておめでとうございます!!
今年は戌年。ということで、
ボーダーレススタッフのお家のトイプードルを撮ってきてもらいました!
こちら、白いほうがハチちゃん。女の子。
シルバーのほうはロックくん。男の子。カワイイなぁもう!
どうもボーダーレスには、どちらかというとネコ派スタッフが多いような気が…(ちゃんと調べたわけではありませんが)なので、これまでは記事がニャンコサイドに寄りがちでしたが。
今年は戌年ですし、イヌ派の方にも楽しんでもらえるようなものを紹介していけたら…というわけで、新年最初のボーダーレスの秘密は初詣気分で、名古屋にある『伊奴神社』にお参りしてきたときのお話です。
いちばんメジャーな“イヌの神社”?
名古屋市西区にある伊奴神社。「いぬじんじゃ」と読みます。
犬に縁のある神社はいくつも存在していますが、おそらくはここが一番有名じゃないかと。イヌ派の方ならご存じでしょう、犬好きにとってはちょっとした聖地的なスポット。
地下鉄舞鶴線の『庄内通駅』を降りて、1番出口からまっすぐ北に。
3~4分ぐらい歩くと、こんな案内看板が出てきますので、あとはそれに従って。住宅街のど真ん中にある神社です。
閑静な住宅街を歩いて。
川沿いの道です。
並木は桜。取材したのは昨年(2017年)の12月だったので、ちょっと寒々しい風景ですが。春頃はとっても美しい街になるはずです。
川沿いの一本道ですし、こんな感じであちこちに案内板が据えてありますので、迷うことはないと思います。
そんなこんなで、庄内通駅から歩いて10分ぐらいでしょうか?
到着しました、伊奴神社!!
ちゃんと描かれています。いかにも犬好きの聖地っぽい!?
歴史ある、由緒正しい神社
イラストは少しオチャラけたように見えますが、
創建は西暦673年だそう。歴史ある、由緒正しい神社です。
アマテラス、ツクヨミと並ぶ「三貴神」の一柱であるスサノオと、その御子の大年神(オオトシノカミ)の名前が見られるので、元々は水や田畑を祀る神社なのでしょう。農業はもちろん、商売繁盛や蓄財にご利益あり!
そしてもう一柱、この神社の由来になっている伊奴姫神(イヌヒメノカミ)、おそらくは古事記に出てくる伊怒比売(イノヒメ)と同一の神さまだと思うのですが…間違っていたらすみません。子宝・安産そして夫婦円満を見守ってくださる神さまだそうです。
伊奴=イヌの洒落だけではなくて、実はもう一つ、この神社には犬にまつわる不思議な話があるのですが、それはまた後ほど。
シンプルだけど美しい鳥居。
でも、よく見ると、ちょっと独特というか。神明鳥居っぽいけど、細かいところは伊勢鳥居に似ているし。でも、笠木は四角形だし…なんとも味わい深い、きれいな立ち姿の鳥居です。
手水舎も清潔。
そうそう、この手水舎、清めの手順がとても分かりやすく図解してありました。
話は少しズレますが。「そういえば、今年は初詣に行かなかったなぁ」という方もいらっしゃるでしょう。
初詣は、だいたい「正月三が日」の間に神社にお参りするものですが、関東地方なら1月7日、関西地方なら15日までの、いわゆる『松の内』なら、まだ間に合いますよ!!(松の内とは、歳神さまが皆さんのお家に居て下さる期間。厳密には地域によってその日数が異なるようです)
犬の王
神社としてはそう広くはないのですが、見事な御神木らしきものもあったりして、見るべきところは盛りだくさんです。
まあでも、細かい部分に触れる前に、まずはお参りせねば。
こちらが拝殿のようです…が、本来なら狛犬が鎮座されているであろう場所に、『奉献』の文字とともに、
けっこうリアルな犬が!しかも、傍らには『犬の王』と!!
この『犬の王』こそが、伊奴神社を“犬の聖地”にしている一番の理由なのです。