バンドブームの歴史について紹介していますが、今回は少し遡って『インディーズブーム』についてのお話です。 &
2018/03/27(火)
久々に“痛車”イベントに遭遇!
ロケハンの合間にウロウロしていたら、公園みたいになっている広場で、何やら集会のようなコトが行われていました。
若い男女がいっぱい。バイクとか、よく見たらクルマもいっぱい。
近付いてみると、
FDセブンのボンネットにオンナの子。
GT-Rに描かれている、これはお姉ちゃんのほう?(すみません、アイマスよく知らないんです)
これは…ひさびさに遭遇した“痛車”の集会ではないか!!
ガールズ&パンツァー
当方クルマ部所属、自動車は大好きでアニメは嗜む程度ですが。
ガールズ&パンツァー。これはよく知ってますよ、西住まほ。
軽のカプチーノに重戦車のティーガー、悪くない取り合わせ。ボディもこんな感じ。まほたんのポーズ、ドアの面積にうまく納めてるなぁと感心してしまいます。
そのすぐそばで、カーオーディオからガンガンに“カチューシャ”が流れている…もちろんAKBのEveryday~じゃなく、ロシア民謡のほう。
アコードのユーロR、完全にプラウダ高校仕様になってます。
カチューシャとノンナの戦車行軍シーンは名場面だと思います、本当に。
セリカのGT-FOURは、あんこうチーム。久しぶりにガルパン第1話から観直しましたよ、マジで。大洗にも行きてぇ!!
『艦これ』も
こちらも多かったです、ご存じ
艦これ。艦隊これくしょんです。
CR-Zには島風。最速駆逐艦!
ランクル60には、
初月さん。メガネに四連装魚雷が可愛いです。痛車界では駆逐艦が人気なのでしょうか?
四駆ではアピールしにくいはずのボンネットにも、ちゃんと描いてあったりして。この辺りに強いコダワリ感じます。
ちなみにこちらのランクル、内装にもコダワリが…
観音開きのバックドア、リアから見て右側は初月さんでしたが、左側はこんな風に。けもフレのハシビロコウちゃんになってました(笑)
ラブライブも!
こちらもおなじみ、ラブライブ!
すごい美ボディのS13シルビア。まずベース車のコンディションをキープできているところがスゴイ。僕なんかマイカーのボディ傷だらけだし、ここ1年ぐらいはマトモに洗車してませんから…頭が下がります。
みかん色なボディが目を引く…目立つなぁ!
ほとんどのクルマが、絵の構図や車体とのバランスに気を遣っているなぁと感じました。ただ単に「アニメキャラクターの絵を描いている」というものではなさそうです。しかも、車体って基本は曲面ですから、うまく描かないと歪んだ顔になってしまうはずだし。
アリストはボンネットが大きいので、絵力もハンパないですね。
どうしても関西弁が気になってしまう彼女を纏うCX-3や、
と、μ’s推してるクルマもけっこう出ていましたよ。
懐かしのキャラクターも
他にも、
ボカロなお二人。初音ミクと鏡音リンや、
アルトにばくおん!!の鈴乃木凜。
アルトだけに…
そしてこれ、実車はものすごくキレイでしたよ、懐かしめのキャラクターも。
うる星やつらのラムちゃん。ビューティフル・ドリーマー、押井守監督の名前を最初に知ったのはこの作品でした。
ベース車はサニートラック。車体一面がこんな感じ。シャレ効いてます。
さらに、これを痛車のデザインに採用するのって、ちょっと珍しいのでは!?
スレイヤーズ!すみません、アニメは観たことないんですが、その存在はもちろん知っています。小説のほうが有名でしょうか?
ベースは180SXのはずですが、もう原型が…別のクルマに仕上がってる?
林原めぐみさんとは1,2度お仕事ご一緒させてもらったことがあるのですが、ホントにイイ方でした!!下のサインって直筆なのでしょうか??
リアウィンドに刻まれた文字。スレイヤーズ好きな方によると、この呪文(?)みたいな言葉こそがキモなんだそうな…アニメ観てみることにします。
他にもまだまだ、紹介したいクルマはたくさんあったのですが、スペースの都合で割愛せざるをえなくて残念!
クリント・イーストウッド監督・主演の映画『グラン・トリノ』のセリフに、「ペンキで車体に炎など描かぬこと」というのがありましたが…クルマ好きの方の中には、痛車に対して偏見というか、嫌悪感を持たれる方もいらっしゃると思います。
個人的には、「こんなカタチの“クルマ愛”もあるのか!」と感心してしまうのです。車体はどれもピカピカに磨かれているし、何よりも、単純に『愛車にお金を掛けている』し。
痛車に遭遇するたびに、「オレもたまにはワックスがけしなくちゃなぁ」などと、ドロドロに汚れたままの自分のクルマの姿を思い浮かべて、反省してしまうのでした。