『バットマン』・・・ グレーのタイツに、♪バットマ~ン♪という、60年代テイストたっぷりのテーマソング!と
2018/06/29(金)
ハンパない!大迫磨崖仏
昨夜のワールドカップの日本対ポーランド戦…ううむ、あのプレッシャーの中で戦っていた西野監督や選手たちに、わたしのような素人は何も言えないし、何を言う資格もないのですが。
ひとまず、日本代表チーム決勝トーナメント進出決定!ちなみに西日本スポーツの一面は、ソフトバンク・ホークスの岩崎翔投手の右ひじ再検査についてでした…タイガースのデイリー、ホークスの西スポ。ブレないなぁ。
…というわけで、ただいま九州で少し話題になっている、大分県の『大迫磨崖仏(おおさこまがいぶつ)』をご紹介いたしましょう。(本当はもっとご陽気に紹介する予定だったのですが、ツイッターの諤諤っぷりを見て、すっかり弱腰になってしまってるへタレなわたし。。。)
あの名言が!
しかし、全国的にもニュースになっていたりするんですかね?福岡では6月19日のコロンビア戦以降、ちょくちょく話題に上っているのですが。
早くも2018年の流行語大賞ノミネートか!?なんてこともいわれた「大迫、ハンパないって!」をキッカケに、大分県の豊後大野市にある大迫磨崖仏(正確には『大迫磨崖大日如来坐像』)がにわかに注目されるという…これは日本代表ベスト16位入り祈願しにいかなければ!!
しかし、すごいところです。大分自動車道を降りてから、ずーっとこんな大自然に囲まれた道が続きます。ガソリンスタンドも、コンビニすらも見当たらないし。なのに『○○温泉はこちら』という看板はちょいちょい目に入る…さすが日本一の「おんせん県」よ。
ようやく見つけたガソリンスタンドに『大迫』の文字。地名だったんですね。さっそく店員さんに「あのー、“大迫ハンパないって!”でちょっと話題になっている、仏像か何かの…」と、自分でもちょっと何言ってるかわからない、要領を得すぎない質問をしてみると、
「あー、あそこに直売所が見えるでしょ?黄色い建物の。そこの駐車場に車を停めたらすぐに分かりますよ。旗と階段がありますから。」
「近頃ちょくちょく訪ねてこられる方がいますね。私はこのあたりに住んでますが、まだ一度も行ったことないんです。」
地元の人も行かないような、どマイナーな場所なのか?そんなところが話題になるなんて逆にスゴイ。
車が何台か停まっています。その奥に青い幟。まさかサムライブルーをイメージしたものか!?そんなわけないか。
階段のてっぺん奥に、お堂のようなものが見えます。おそらくあれでしょう。あそこにハンパない大迫磨崖仏がおられるのでしょう。
岩を削った巨大な仏像
階段のてっぺんは、暗くてヒンヤリとした空気が流れる場所。
お堂というよりも、ベンチのようなものが設えてある休憩所みたいな建物です。
そして、その奥には…
おおう!大きな仏様!!こちらが大迫磨崖仏ですね。
お賽銭をし、そっと近寄ってみる。。。
大きいです、大迫力。高さ3.2メートルあるんだそうですよ。
そして、分かりますかね?
このお堂、崖をくりぬいた洞窟の中にあるというか、まわりの岩石と一体化しているんです。
こちらのほうが分かりやすいかも。屋根の部分です。このように、仏像ごとスッポリと崖の一部になっています。
そして、この大迫磨崖仏も岩を削り出して作られたものだそうですよ。「崖を磨いて作られた仏様」だから磨崖仏だということか。脆い岩石なので、表面に粘土などを塗って仕上げてあるそう。石芯塑像(せきしんそぞう)という技法なんだそうです。
ちなみに大迫勇也選手は九州男児ですが、大分ではなく鹿児島県出身。名前と土地が偶然に同じだっただけで、おそらくはここ豊後大野市とは縁もゆかりもないと思うのですが…この大きさや製法、質感、
そして、この何というか“怖さ”みたいなのも含めて、大迫磨崖仏もたしかに“ハンパない”オーラを漂わせておられます。
そしてなぜか本堂の真横にポツンと置かれているこのお顔も、なんだかハンパないオーラを漂わせておられる…少々ビビリながらも、しっかりと「サッカー日本代表、決勝トーナメント進出できますように!」とお願いしておきましたよ。
外野の声をかき消す“もう1勝”を期待しています!
大迫磨崖大日如来坐像、通称「大迫磨崖仏」が鎮座しておられるのは
こちら。今回お参りしたのはコロンビア戦直後だったので、地元の人たちもあまり興味なさそうでしたが、今はもう少し盛り上がっているかも?
冒頭にも書いた通り、本当はもう少しご陽気な感じでこの記事を書こうと思っていたのですが、さすがにあのポーランド戦を観た後ではちょっと…ただし!アジア勢唯一のベスト16進出は叶ったわけだし。
悲願のベスト8入りを果たして、いろんな声を吹き飛ばしてほしいです!がんばれ西野ジャパン!!