久しぶりに関西に出張してきたので、こんなところへ行ってみました。 現存する、日本最古のラーメン屋さんといわ
2015/04/28(火)
天然記念物の『シロヘビ』を見てきました。
仕事で広島市へ。いい街でしたね~。人も元気で、そして街全体も、僕のような部外者を優しく受け入れてくれた、っていう印象です。感謝です!!
仕事もトラブルなく順調にアップ。帰京までまだ少し時間があったので、有名な『厳島神社』に行ってみようかな?って思ったんですが、さすがにそこまでの時間はありません。
どうしようかな?と迷っていたら、「ここから少し行ったところで、天然記念物の白蛇(シロヘビ)を見ることができますよ」と教えていただきました。
スマホで検索してみると『岩国・白蛇資料館』というのが近くにあるみたい。しかも『白蛇は金運アップの神様』だそうじゃないですか。これは行っておかなきゃ!!
シロヘビとは?
資料館に行く前に、シロヘビについて軽く予習です。
ツタンカーメンのマスクにコブラがあしらわれているのを見てもわかるように、大昔から洋の東西を問わず、ヘビは信仰の対象として崇められてきました。
日本でも、お米を荒らすネズミを退治してくれる存在として、ヘビが『財産を守ってくれる』ということから、富の象徴・豊かさの象徴として崇められ、大切にされてきたということです。
その中でも、突然変異として産まれた、全身が白くて眼が宝石のように赤く輝くアルビノ種の“シロヘビ”は、神の使いとして特別に大切に扱われてきたんだとか。
シロヘビ自体は日本中にいるそうですが、この岩国にはその数が特に多いということ。このことから、1924年に岩国のシロヘビは国の天然記念物に指定されたんだそうです。
ちなみに…お正月に飾る『鏡餅』、あれは“トグロを巻いたシロヘビ”の姿が元になっているという説もあるそうですよ。
山口県 岩国の『白蛇神社』へ…
スタートしたのは広島県ですが、天然記念物に指定されているシロヘビがいるのは山口県の岩国市。山口のほぼ東の端、ほとんど広島との県境にある都市です。
ちょっとだけ、わかりにくい場所にありますが…
ここですね。看板も、
力いっぱいシロヘビの文字が!!
シロヘビを祀った『白蛇神社』の中に『白蛇資料館』があるようです。
この神社、実際に近くで見ると、とっても綺麗だったんですけどね。もうちょっと天気が良かったらなぁ。残念!
神社のすぐ側に、資料館の受付があります。ちなみに入館料は無料ですが、白蛇保護のために、できれば100円ぐらい任意のご厚意を、と書いてありました。
で。いよいよ、ありがたいシロヘビさまとのご対面なのですが。皆さん、大丈夫でしょうか?ここから何枚か、ヘビの写真が出てきますよ~!!
↓ ↓ ↓ ↓
ヘビとか爬虫類とか苦手だ!っていう方はご注意を!
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こんな感じの、温室小屋の中で飼育されています。
と、ワンクッション置いたところで、いよいよシロヘビ様とご対面。
おぉ!ガラス越しとはいえ、いきなり目の前にヘビが現れると、ちょっとだけビックリしますね。
よくよく目を凝らして見ると、温室内にはたくさんのヘビが。木の上によじ登っていたりとか、思っていたよりも立体的に動くんですね。動作もかなり素早いです。
ひさしぶりにヘビを目の前にして、最初はちょっと戸惑いましたが。慣れてくると、今度はその目も美しさに囚われてしまいます。お腹の部分は純白で、背中にかけて徐々に黄金色になっていく。そして瞳は赤く輝いて、本当にまるでルビーのよう。
たしかに、昔の人がこの姿を高貴と捉えたのもよくわかります。
軽くトグロを巻いている姿。
たしかに”鏡餅”に見えなくもないかな??
館内には、白蛇にまつわる言い伝えや資料も展示されています。
やっぱり、財産の守り神であり、豊かさの象徴として信仰されているようです。
白蛇神社へ
資料館を出て白蛇神社へ。同じ敷地内なので、歩いてすぐです。
白蛇様だけに鳥居も純白。返す返すも天気の悪さが残念!青空をバックに撮りたかった。。。
やっぱり日本の建築物って美しいのです。細かい部分まで細工が施してあって、見ていて飽きないですね。
灯籠も白蛇様。
手水ももちろん。白蛇様から頂きましょう。
ちなみに、トイレのマークも白蛇さまです(笑)
かわいい!!
お参りも済ませて。どうかお金持ちになれますように。
そして、さらに念を押しまして…
脱皮したシロヘビの皮、“白蛇の袴”も頒布してしていただきました。身につけておくと金運アップ、そして厄除けになるんだそうです。
白蛇さま、どうかお金持ちになれますように!!
今回お邪魔した『白蛇神社』と『白蛇資料館』は、
山口県岩国市6丁目4-2
山口県にありますが、広島市内からもそう遠くありません。
そして、このすぐ近くには、
『日本三大名橋』として語られることも多い“錦帯橋(きんたいきょう)”もありますので、併せて観光もお勧めです。
ちなみに…
錦帯橋の裏側ってどんな風になってるのかご存じでしょうか?
こんな風になっていましたよ!