暑い夏ですね。今年はまた一段と暑さが厳しく感じられます。 先日、仕事で長崎に行った折、丸一日オフの日ができ
2015/06/24(水)
全国4万社の八幡神社の総本社!『宇佐神宮』にお参りしてきました。(3)
皆さんのお住まいの街にも、必ずといっていいほど祀られている“はちまんさん”こと八幡神社。
そんな、全国に40000社以上もあるといわれている八幡神社の総本宮が、大分県の宇佐市にある『八幡総本宮 宇佐神宮』。
一般的な神社の参拝作法『二礼・二拍手・一礼』ではなく、ここでは『二礼・四拍手・一礼』。
ちゃんと作法を守ってお参りをしたら、行きの道中では紹介しきれなかったところを紹介しつつ、駐車場のところまで戻りましょうか。
九州屈指のパワースポット?
本殿近くにある祈祷殿。
写真の左側のクスノキ、とっても立派ですよね。あの『EXILE』のメンバーがこのクスノキにアルバムのヒット祈願をしたところ、その後の大ブレイクにつながったという伝説も。
ひと頃よく耳にした『パワースポット』という言葉、最近はあまり聞かれなくなりましたが、この宇佐神宮は当時“九州屈指のパワースポット”として、テレビや雑誌でよく紹介されていた記憶があります。たしかに言われてみれば…
至るところに、いったい樹齢何百年なんだろか!?と思うような巨木がそびえ立っています。
台風や大雨の影響が本州よりも強いはずのここ九州で、こんなにも多くの巨木が残っているということは、やっぱり何か特別なパワーが働いているのかも?
宇佐神宮の摂末社
宇佐神宮はとても大きな神社ですから、参道にも、例えば…
春宮神社。『とうぐうじんじゃ』と読みます。応神天皇の皇子を祀った神社です。
こちらは黒男神社。武内宿禰命を祀った神社で、『くろどんじんじゃ』と読むそうです。
この武内宿禰という方は、応神天皇や仁徳天皇など、200年以上もの長きにわたって歴代の天皇に仕えた忠臣だそう。忠義を尽くし、そして天皇家からの信頼も厚かったことから、現在では家庭円満の神さまとしても知られているそうです。
このような、大きな神社の境内の中や周辺にある小さな神社のことを、『摂社』や『末社』または『枝社(えだやしろ)』などと呼ぶそうです。基本的には本社に祀られている神さまに縁の深い神さまが祀られていることが多いそう。
『本社』→『摂社』→『末社』の順番にお参りする場合も多いですが、この宇佐神宮のように、参道の順路にこのような摂末社が並んでいる場合は、順路通りにお参りしていくのが良いようです。
お参り以外のお楽しみも!
参道入口付近に戻ってきました。
カッコいい!昔はこの宇佐神宮まで機関車が参拝者を運んでいたそうです。
そして、神社参拝のお楽しみの一つ、参道の土産物屋さんもチェック!
右隅などにチョコッと見えるソフトクリームの看板。今日はまだ涼しかったですが、真夏だったら恋しくなりそう!
本州ではあまり知られてないかも?ですが、大分県産のニンニクは絶品です!
そして、大分といえば“麦焼酎”のエリア。
“下町のナポレオン”としておなじみのいいちこ。これを作っている会社、実はこの宇佐市に本社があります。
店内にオート三輪をディスプレイしているお店も。
ダイハツ・ミゼット!かっこいいっす!!
参道も長いから、お土産物屋さんも多くて充実してます。
いちばん端っこのお土産屋さんの大将に、「オススメのお土産はどれですか?」と尋ねたところ、
「この黒ゴマと黒豆の有平糖!体にも良かですよ!!」
有平糖って何!?これも九州の密かな名物なのでしょうか??
由布院に行く際には『宇佐神宮』もいかが?
今回紹介した宇佐神宮は、大分県とはいえ福岡県寄りにありますから、最初に書いた通り、北九州や福岡市内からも意外と近いです。
そして、宇佐市のお隣にあるのが『湯布院』でおなじみの大分県別府市。温泉ですよ!!別府で温泉めぐりを考えておられる方、旅のコースにこの宇佐神宮へのお参りを入れてみるなんていかがでしょうか?
と、いうことで。いっぱい歩いたし、帰りに温泉でひとっ風呂浴びて…ではなくて。
宇佐市のお隣は別府市だけではありません。じつは『中津市』もそうなんですよね!せっかくここまで来たんだから、帰り道に『中津の唐揚げ』食べましょう!!