>【前編】はこちら< “足水”が流れる小川のそばには、 三連水車。
2015/07/30(木)
熊本出身ボーダーオススメの『熊本ラーメン』【前編】
ラーメン部員が熊本県に来たわけですから、やはりコレをしないと。
『熊本ラーメン食べ歩き』です!!
ボーダーレスには九州出身者が多いんですよ。もちろん熊本出身者もいます。
これまでのご当地ラーメン食べ歩きは、ネットの情報などを頼りにすることが多かったのですが。今回は違います!まるで軍師が付いていてくれる感じ!?熊本出身のボーダーたちに、オススメの熊本ラーメンのお店を紹介してもらうことにしました。
100万の味方を得た思いで、路面電車に乗り込み、イザ行かん『熊本ラーメン食べ歩き』へ!!(すみません、ホントは車で回りました…)
オススメ①『こむらさき』
まず1軒目は『こむらさき』。
本店は早い時間にお店が閉まってしまうということで、夜遅い時間まで開いているという『上通り中央店』へ。
小ぢんまりした感じ。ラーメン屋さんというよりも、入り口は中華料理屋さんっぽいですね。“おかげさまで60周年”と書いてあります。すごい歴史!
中に入って、
メニュー多っ!!
『熊本とんこつスープ』ベースと、『鳥ガラスープ』ベースの2種類あるみたい。もちろん僕はオーソドックスなトンコツをチョイスです。
出てきたラーメンはこんな感じ。
スープはすっごい純白!で、博多ラーメンに比べたらアブラが少し多めです。
で、このチャーシューよ!
美味しいです、このチャーシュー。柔らかくてジューシー、そしてしっかり豚肉の旨さも残ってるし。このスープのアブラとの相性バツグンです!
…あぁ、書きながら味を思い出してしまう…今すぐもう一度噛みしめたいよ。。。
そして、麺は、
中麺ですね。博多ラーメンよりは太いですが、以前食べ歩いた久留米ラーメンよりは若干細い目かな?
スープは少しアッサリ味でしょうか?久留米ラーメンのような濃厚な味と香りではなく、どちらかというと博多・長浜系に近い?で、少し塩味強めです。
そして、熊本ラーメンといえばコレ。
“焦がしニンニク”でしょう!!
この『こむらさき』では、あらかじめ入っているのではなく、テーブルに置いてあるものを各自がお好みで振り入れるスタイルみたい。
上にパラパラと降りかかっている茶色いのが、熊本ラーメンの特徴の一つ“焦がしニンニク”です。
これを入れると…なんでしょうね?アッサリ味に仕上げてある理由が分かるというか。香ばしさに、ほのかな苦味と甘味が加わって、どんどん食欲が増してきます。
ニンニクというよりも、炒ったアーモンドみたい?この焦がしニンニクだけ食べても、きっと美味しいはずです。
あまりにも美味しい『こむらさき』のとんこつラーメン。
お腹も空いていたんで、九州ラーメンのみならず、今や全国的にスタンダードになりつつある『替え玉』を頼もうと思ったんですが…
メニューの端っこに『替え玉はやっておりません』の文字!?替え玉が無いのはこのお店だけなんでしょうか?それとも、熊本ラーメンの特徴なの?
熊本出身のボーダーレススタッフは何も言ってなかったけど…
オススメ②『黒亭』
2軒目、オススメのお店が『黒亭(こくてい)』。
ここですね・・・って!?
えーーっ!!ぎょ、行列!?
正面だけでなく、横手にまでズラっと!?
ランチ時間を外して来たのに…東京ではラーメン屋さん並ぶのは当たり前なのですが、福岡あたりでは、かなり有名なお店でも滅多に見かけませんよ、行列って。これはきっと美味しいに違いない!?
けっきょく30分近く待って入店。いちばんノーマルなラーメンを。
待ちかねました!コチラは初めから“焦がしニンニク”が入っています。
ネギがいっぱい。そして、このキクラゲがしゃきしゃきでコリコリ!!
麺は中麺のちょい細め?
そして、なんというか、麺の味が強いです。コシが、ではなくて、麺の味自体が強力です。
そして、焦がしニンニクも風味が強い感じ。味のしっかりした麺に、この焦がしニンニクが絡みつく…このタッグ、素晴らしく強力です!!
ちょっと後悔したのは、僕以外のほとんどのお客さんが『そぼろご飯』みたいなのを一緒に注文していたんですよね。これがとっても美味しそうで…今もまだ後悔しています。頼んでおけばよかったよ~!!
で、せっかくなんでココでも替え玉を…と思ったのですが。
満席の店内に、誰一人として替え玉を注文しているお客さんが居ないのですよね。。。店員さんも大忙しそうだったので、詳しいことは聞けなかったのですが。
やっぱり、熊本ラーメンに“替え玉”は無い?のでしょうか??