みなさま、明けましておめでとうございます。 2019年。亥年ですね。いのしし。 ということで
2015/09/30(水)
大人になった今、本気で『ガンプラ』作ってみたい!(3)
専用の工具が揃った『ビルダーズベース・イイバ』、
広々スペースでノビノビと製作!
間違ってくっつけてしまったところも、店長さんに修復してもらったりしつつ…
外側の“ふくらはぎ”部分は、中を塗ってから組んだほうが仕上がりキレイになるそうです。
こんな恵まれた環境で、いよいよ色塗りに挑戦!
…の前に。接着した部分の繋ぎ目を目立たなくするべく、“ヤスリがけ”をせねばなりません!!
ヤスリがけは意外に重労働!
接着した面をヤスリがけ・・・
シャカシャカと、シャカシャカと・・・地味な作業が続きます。
ひたすらシャカシャカ…
め、めんどくせぇ!しかも指が痛いっ!!
爪を立ててみて、段差を感じないぐらいにツルツルに仕上げるまで続けます。
終わったら、ハケで削りカスをキレイに落とし、腕と頭と足の内部のヤスリがけ完了。
慣れないせいもあって、なんだかんだで2時間近くもかかってしまった…
ちなみに、プロの人は何種類ものヤスリを使って丁寧に仕上げるそうですが、初心者なら、「金ヤスリ」で大ざっぱに仕上げた後、「紙ヤスリ」の♯320と♯600の2種類ぐらい使えば、だいたい納得いく仕上がりになるそうですよ。
いよいよ塗装!
ヤスリがけで表面をキレイに仕上げたら、次はいよいよ『色塗り』です!
塗装…子供の頃はコレに悩まされていたんですよね。
どれだけ頑張っても、筆ムラが消えなかったり、指紋でベタベタになったり。
塗料の臭いは強烈で、家族にブーブーと文句を言われるし。
まっすぐに塗れなくて、隣の別の色の部分にハミ出してしまったりするし!!
完全にテンション下がるというか、途中で作る気が失せるんですよね。
そんな思い出話をしていると、店長さんが、「じゃあコレで塗りましょう!」と…
『ガンダムカラースプレー』!
このラベルを見てくださいよ。シャア専用です!!
『シャアピンク』と『シャアレッド』の2種類のスプレーを使わせていただいて、
これが意外と難易度高し!長時間、同じ部分にスプレーし続けると、すぐに液溜りができてしまうので、スプレーを持ったほうの手を動かして…
少し離れたところから、サッと一瞬だけ。
手(スプレー缶を持ったほうの手です)を左右に動かしつつ、本当に“サッ”と一瞬だけ吹きかける感じ?
継ぎ目は…正直、あまりキレイには消えてないですね(苦笑)
でも、塗装はめっちゃキレイやん!そうですよ、こういう風に塗りたかったんだよ小学生の頃!!
この、持ち手の長い、色塗り専用のピンチも嬉しいですね。
どうですコレ!だんだんソレっぽくなってきてるじゃないですか!?
あとは時間を置いて乾燥を、と思っていたら、店長さんが、
「あまり時間も無いんですよね?じゃあこれを使って乾かしましょうか。」
って…
えーっ!?これ『食器乾燥機』でしょ!?
食器乾燥機で時間短縮!
プラモ専用の乾燥機ではありません。
普通に『タイガー』って書いてあるし。よく家庭の台所で見かけるヤツです。
こんな感じで、塗装を終えたパーツを並べて乾燥機スイッチオン!
…僕はド肝抜かれましたが、モデラーの間ではごく普通のやり方なんだそうな。
自然乾燥が一番でしょうが、時間がない時や、湿度が高くて乾きにくい日などには当然の方法みたいですよ。
ただし…店長さん曰く、
・あまり長時間入れっぱなしにしないこと!
熱風が長時間当たりすぎると、プラスチックが溶けて変形したりするそうです。
・くれぐれも、家庭の台所で日常使っているものを利用しないこと。
間違いなく夫婦ゲンカの元になるそうなので(笑)家庭で使っている食器乾燥機とは別に、プラモ用として新しく用意するのがベストだそうですよ。
ううむ!確かにこれだと早く乾きますよね。
余談ですが・・・モデラーの間では、以前某メーカーから発売されていた、ある型式の食器乾燥機が定番の人気アイテムになっているんだそうな。
試しに一度、『プラモ 食器乾燥機』などでググってみてください。アマゾンのレビューなども見ていただけると良いかも?
もう今は廃盤の商品みたいですが、モデラーたちの間で、この乾燥機が熱狂的に愛されている様を見ることができますよ(笑)
達人の作品はやはりスゴイ!!
食器乾燥機を使っている間に、他のお客さんの作品を見せていただくことに。
僕の前の席に座っておられた方が、「だいぶ前に作った作品なんですが…」と謙遜されつつお見せくださったのがコチラ。
ま、マジかっ!?
ゲルググ!?なんという美しさよ!!!
(つづく)