>【前編】はこちら< 前編でも書いた通り、以前は熊本市内に阪神百貨店があり(正式には県
2015/10/20(火)
九州には『スペースワールド』があるぞ!(2)
(※スペースワールドは2017年末をもって閉園しました)
スペースワールド3大コースターを制覇すべく、
園内が空いている朝イチに『ザターン』、
そして、スペワ1番人気の
『タイタンMAX』。日中は長時間待ちの人気アトラクションも、午前中は比較的空いています。
もちろん…
乗りましたよ。腰ベルトと、おなかの安全バーのみ。自由度高すぎ!
個人的な感想としては…単純に、ただひたすら怖かったです。時間も長いし!
そうそう、この『タイタンMAX』、
BGMが選べます。
もう何十回と乗っている、スペワの伝道師ヒロユキくんのオススメは、
①の“GO TO THE SPACE WORLD”か、『すぺわの!』の2曲どちらか。
僕は個人的に、③の“まじかるハーベスト”がオススメです!
3大コースターその3・ヴィーナスGP
スペワ3大コースター、いよいよ次がラストですか…『ヴィーナスGP』。
実は、最初の『ザターン』、あまりにも時間が短すぎたりしたせいで上手く写真が撮れなくて、2回連続で乗ったんですよね。
そんなにジェットコースター好きでもない中年のオッさんが、朝イチからすでに3回も恐怖&絶叫に晒されている…すでにもうヘロヘロです。
そこへきて、この『ヴィーナスGP』。
この、園内をグルグル取り囲んでいる、グリーンのやつでしょ?
距離、長すぎるって!!
グチャグチャ入り組んでいて、見るからに恐ろしい…
コース、こんなに複雑なの!?…んん??
看板の右隅に、こんなことが書かれています。
『高タイムを出すには「ノリ」が大切です。』
テンション上げる?どういうこと??
ヒロユキくん「スタート前に、スタッフさんの掛け声に合わせて、みんなで大声を出すんですよ。」
ほうほう、それで?
「その時の声のボリュームの大きさで、コースターのスピードが変化します。」
おおっ!それはなんだか面白そう!!
乗り込んだ僕たちに、スタッフのお姉さんが掛け声を促して。
応えて、ありったけの大声を出すと、
『ただいまの記録は、95ホーン。本日第1位です!』
というような場内アナウンスが。
ウォーっと盛り上がっているうちにコースターがスタートして…
いや、この『ヴィーナスGP』、凄い!というか素晴らしい!!
ちょうどドキドキ感がMAXギリギリなところで急降下、スピードに慣れた頃にヘアピンカーブ。
高いところにも満足した頃に、地上スレスレを走行!
手を伸ばせば、地面に触れそうな低空です。
全部で2~3分の走行時間だと思うのですが、その間、常にハラハラどきどき感が持続します。
もちろん恐怖も感じるわけですが、
すべてが終わった後には、安堵感というよりも“感動”が残ります。
今まで乗ったジェットコースターの中で、別格の存在です『ヴィーナスGP』!!
素晴らしい芸術作品を鑑賞した後のような気分になりました。
そんな話をヒロユキくんにしたら、
「これ、“ジェットコースターの神様”と呼ばれた、アントン・シュワルツコフさんが最後に設計した『遺作』だといわれていますよ。」
…少し、ジェットコースターをナメていましたね。
“神”とまで呼ばれた、本物のプロフェッショナルが手掛けたものは、ここまで人の心を動かすものなのか!?
休憩は“本物の大きなネズミ”と!?
あまりの感動に、立て続けに2回も『ヴィーナスGP』に乗りまして。
さすがに少し疲れました。
ヒロユキくん「それじゃ少し、お茶でも飲みますか。」
『カピパランド』ですか!?
中に入って、テラス席に座る…
おぉ!窓の向こうに、
カピバラおるやん!!