>【前編】はこちら< ニュース映像や動画サイトなどで、これまでに何度も曳山が動いている
2016/01/07(木)
『かえる寺』にも行ってきましたよ
昨日までは“日本最古の神社”といわれている、福岡県朝倉市の『大己貴神社』を紹介してきましたが。
そのすぐ近くにある『如意輪寺(にょいりんじ)』にも行ってきましたよ!
知る人ぞ知る、“かえる寺”です
リアルなカエルはいません
大己貴神社から車で15~20分ぐらいでしょうか?
この辺りはもう小郡市だそうですが、住宅街のど真ん中に“如意輪寺”そして“かえる寺”と書かれた看板が。
案内に沿って駐車場に向かうと…
おおっ!駐車場からすでに!!
デフォルメされた蛙の置物が、所狭しと並んでいます。
巨大な五円玉オブジェの周辺にも、蛙の置物がどっさり!!
“かえる七福神”なる石像に誘われて山門へ…
山門周辺もこんな感じ(笑)。
目を向けたところに必ず蛙の置物が鎮座!!
如意輪寺は、生きた蛙を祀っている所ではありません。
境内の至るところで、蛙の置物がお出迎えしてくれるお寺さんです。
なので、生き物ニガテな皆さまもご安心くださいませ。
実は由緒正しきお寺
なんとなく、フザケたというか、この『ボーダーレスの秘密』でちょくちょく取り上げられているような、あやしい系ウサンくさスポットか!?と思われるかもしれませんが。
こちらが山門。
スマホだと少し分かりにくいかも?ですが、立派な真言宗のお寺です。
行基菩薩により西暦729年に開かれたのだそう。
1300年の歴史を誇る、由緒正しいお寺です。
安置されている観音像は700年前のものとされています。(いわゆる秘仏で、12年に一度しか公開されないそうです)
聞いた話では、ここの住職さんが蛙の置物に惹かれ、こつこつと境内に並べていたところ、いつの間にやらカエルだらけになってしまったとか。
たしかに、“カエル=帰る・返る”、ということから、『無事に帰る』『お客さんが帰ってくる』『若返る』などの縁起物としての蛙の置物なども、お土産モノとしてよく見かけます。
生きているのはちょっと苦手、でもカエルグッズは大好きで収集している、という人も意外と多いのでは?
ここでは七福神もカエルに乗って登場。
観音様までも(笑)
このカエルの口の中を潜ると…
若返ったり、悪い出来事を良い方向に「変える」ことができるそうです。
このように、お寺の中はいたるところ愛嬌たっぷりのカエルだらけですが、
本堂は威厳ありすぎ!年季を感じます。
機会があれば『かえる部屋』を…
本当に、境内いたるところにカエルあり!なお寺です。
見事な観音像の足元にも、よく見れば可愛いカエルが。
巨大で、ちょっとだけ恐い?感じ…「さかえる」という名前だそうです。
…と、このように、お寺の境内に3000体もの蛙の置物があるそうなのですが。
実は、このお寺には、
『かえる部屋』という、古今東西のありとあらゆるカエルグッズを集めたスペースがあるそうで…しかし、今回は帰り道だったこともあり、時間が遅すぎて見学できず…残念!!
日本最古の神社と言われている『大己貴神社』、そしてこの“かえる寺”こと『如意輪寺』のある朝倉~甘木~小郡周辺には、たとえば“福岡の小京都”と呼ばれている秋月城下町など、他にも見所がいっぱいありますので、
今回はこれで勘弁していただき、また機会があれば『かえる部屋』と併せて紹介できればと思います!
“かえる寺”こと『如意輪寺(にょいりんじ)』の住所は
福岡県小郡(おごおり)市 横隈1729
西鉄天神大牟田線『三沢駅』が最寄りですが、徒歩だとちょっと遠いかも?(30分ぐらい?)
無料の駐車場もあるので車が便利ですが、住宅街の中の、ちょっとだけ路地の奥にありますので、運転にはくれぐれもご注意くださいませ。