>前編はコチラ< 読書の秋なので、ボーダーレススタッフたちにオススメ本を紹介してもらっ
2016/01/14(木)
魅惑の『県民手帳』【後編】
青森の県民手帳
今度はググッと北に。青森の県民手帳です。
ホームページによると、今年の手帳カラーは全5種類。
『ホタテベージュ』や『さくらピンク』、『ブナの葉グリーン』など、青森県の特産品にちなんだ5種類の表紙の色が用意されていたのですが。
僕が欲しかった『リンゴレッド』、つまり赤色の手帳は11月の段階ですでに売り切れ。
【前編】の『県民手帳の購入方法』で紹介した、近所のアンテナショップにダメモトで行ってみると…
ありました!レアカラーのリンゴレッドです!!
帯を外すとこんな感じ。シブい赤!!
中身は極めてシンプルな県民手帳です。
海の幸・山の幸。青森で採れる、月ごとの旬の味覚が書いてあります。
時おり、余白部分などに、
こんな謎のキャラクターが!?
『マギュロウ』という、マグロをモチーフにしたキャラクターだそうです。ユルくなくて怖い感じ!!
手帳自体は使い勝手の良い、シンプルな作りになっていますが。
付録の『ふるさと便利帳』、これが激アツです!!
例えば…
青森県の日本一ばかりを集めた『ふるさとピカイチデータ』。
スマホだと少し見にくいかもしれませんが…
リンゴの生産量が日本一なのは知っていましたが、ゴボウやにんにく、長いも…
そして、“子供の体格”が日本一って!?青森県スゴいです!!
青森県民の“お買い物日本一”を紹介している『お買い物データ』。
ホタテ貝やイカなどは、なんとなく分かる気もしますが…
「焼き鳥購入金額」や「モヤシ購入量」も、青森県が日本一だったとは!!
県下全市町村の細かすぎるデータも!!
弘前市は、“毎月5日はりんごを食べる日”なのかぁ…
と、付録の『ふるさと便利帳』が、
読み物としても充分楽しめる長野県の県民手帳。
ですが!公式のホームページを見てみると、どうやら通信販売分は全色すでに売り切れになってしまっている様子。
http://www.pref.aomori.lg.jp/kensei/tokei/aomori_kenmintechou.html
おそらくは店頭に置いてある分のみ?
僕が購入した時のように、長野県から出店のアンテナショップなどに在庫があれば良いのですが…
沖縄の『かりゆし手帳』
さて、最後にもうひとつ。今度は南へ…
こちらも手帳ファンの間で人気、沖縄県の『かりゆし手帳』です。
沖縄県統計協会が発行する県民手帳もあるのですが、『かりゆし』という言葉には「おめでたい」という意味もありますから、あえて、今回は正月らしいコチラを。
毎年毎年、とにかくデザインが秀逸。
ちなみにこの表紙はリバーシブルで、
こちらもシブいです!!
中身はシンプルで、一見、普通の事務用の手帳のようにも思えますが、
よくよく見ると、潮の満ち引きの時間も書かれていますし、
サンゴ礁に住む危険な生き物もしっかりと記載。
このあたり、さすが沖縄向けといった感じです。
そして、なぜか
血圧チェック表も?長寿県ならではでしょうか??
この『かりゆし手帳』には、B5版、A5版、ポケット版の3種類のサイズの他に、女性向けの“Plan(ぷらん)”というものもありますし…
他にも、沖縄県産手帳には、八重山~石垣島周辺に特化した『八重山手帳』というものなどもありますので、気になる方は“沖縄 手帳 2016”などのワードで検索してみては?
アナログ感が楽しめます!!
【前編】にも書きましたが、今はもう、ほとんどの方がスマホやタブレットなどでスケジュール管理をしていると思います。
実は僕も、メインはスマホなのですが…でも、カバンの中には必ず一冊は手帳を入れるようにしています。
何かを挟んでおくのに便利ですし。何より、アナログならではの安心感があります。
今回紹介した『県民手帳(一部、違うものも含みましたが)』は、どれも数百円で買えるものばかり。
新年のスタートを切るに当たって、皆さんも、久しぶりに一冊いかがですか?