日本には『芸能の神様』として祀られている神社も多いですね。 関西なら“天神さん”こと大阪天満宮、関東なら浅
2016/01/18(月)
世界平和大観音像は今…(その1)
はい、不思議で怪しいモノに興味を惹かれてしまう好奇心いっぱいな方に、久しぶりの探訪報告を。
熊本県の『ゆうれい寺』と、そして山口県の『七つの家』に続く第3弾、という並びになるのでしょうか?
兵庫県出身の僕が、里帰りのついでにブラッと立ち寄ってきました。
淡路島にある『巨大観音像』の現在の様子をお伝えしようと思います
淡路島へ…
車でのんびりと、兵庫県の淡路島へ。
岸壁+テトラあり、
河口ありで、どこでも魚が釣れそうな雰囲気!神戸市内から1時間ぐらいで行ける、リゾートアイランド的側面もある淡路島。
明石海峡大橋を渡り、島の東側を走る国道28号線を南に向かう…
20分もしないうちに、
見えてきます。というよりも、イヤでも目に入ってくる感じ。
なんせ、高さ100メートルだそうですから、隠れようもないですね。
子供のころから、この淡路島に来るたびに「デカいなぁ」と感心していたので、久しぶりにその姿を見ると、ちょっと懐かしいというか…感慨にふけってしまったりもします。
世界平和大観音像とは?
この巨大な観音さま、正しくは『世界平和大観音像』というのだそうです。
今さら詳しく書くことも憚られるくらい、アングラな界隈では超メジャーなスポット。
簡単に説明すると…1970年代に個人がお金を出して作った『平和観音寺』というお寺(?)の敷地内に立てられた、およそ100メートルの観音様です。
一時はリーマン・ブラザーズ系の企業が所有したという噂もありましたが、現在は正確な持ち主さえもよく分からぬままらしく。
『世界平和大観音像』とググッていただければ、多くの情報が得られると思います。
ウィキペディアにも詳細が掲載されているので、興味のある方はどうぞ。
像の中はビルのようになっていたらしく、ネットの情報によると、骨董品や絵画や古い自動車などが、ごちゃごちゃと並べられていたそうな…
今から40 年近く前、この観音像が出来てまもなくの頃、父親に連れられて淡路島に来た際、「観音像の中に一度中に入ってみたい!」とお願いしたのですが、「入場料が高すぎる!」と、一瞬にして却下された思い出が。
物分りのよい親父を持っていれば、中の様子などもリアルにお伝えできたのに…などと悔しい思いをしているうちに到着。
これが『世界平和観音像』の全容。
ううむ…やはりデカイです。
土地の神様にご挨拶を
世界平和大観音像を詳しく調べる前に、
まずは、すぐ裏手にある『釜口八幡神社』へとお参り。
この土地の神様に、「取材させていただきます。写真も撮らせていただきます。」とご挨拶。廃墟探訪の基本です。
足利尊氏ゆかりの神社だそうです。
そして、おそらくは、この淡路島から出征された方々も祀られているのでしょう。忠魂碑が建てられており、
傍には、信管を抜かれた砲弾と、口径は違うけれど砲身も奉納されていました。
釜口八幡神社にお参りをすませたら、いよいよ久しぶりの巨大観音像へ…
と、その前に。
八幡神社付近から見た、観音様の後ろ姿。
巨大観音の近くには何回も来たことがありますが、後頭部を見たのは初めてかも?