>パート【1】はコチラ< 『オタクの聖地』になっているというウワサの、わが地元・神戸市長田区。 たし
2016/02/25(木)
松山城にも行ってきましたよ【中編】
日本国内にお城はたくさんあるように思いますが、天守閣まで現存しているお城(後世に再現されたものも含めて)は、じつは12ヶ所しかないそうです。
この松山城は、もちろんその“現存十二天守”の中のひとつ。
ミシュラン観光版・日本編で2つ星に輝いた、見事な景観です。
天守と櫓は、それぞれ外壁を黒と白に塗り分けられています。
それぞれの建物をつなぐ通路も、質実剛健な佇まい。
中に入って見てみたい、と思っていたら、
入り口の文字を発見!これは登城しないと。
充実の展示コーナー
さっそく門をくぐって、
1階の甲冑装着体験にも心惹かれますが(笑)
いかにもお城、という感じの細い階段を登り…
格子の窓もシブい!
迷路のような作り(とはいえ、ちゃんと順路が示してあるので、迷子になったりはしませんのでご安心を)の場内を、きょろきょろしつつ進んでいくと、
展示スペースに到着。いきなり初代城主の加藤嘉明公の甲冑!
この松山城の城内展示、とても見応えありましたよ!!
数多くの刀剣の展示。
細工がとても美しい一振り。
そして、これは珍しいというか、目にする機会も少ないのでは?
槍の頭の部分です。
他にも、
鎖かたびらや、刀をしまっておくための箪笥、
笛や茶器などの文化的なものの展示も。
そして、こういうのがお好きな方もいらっしゃるでしょう。
日本建築ならではの、木組みの数々。
継手や仕口というのでしたっけ?お城を造る際には欠かせなかった、人間技とは到底思えないような接合方法も解説してあります。
常駐されているのかどうかは分からないのですが、僕が行ったときには、これらの展示を詳しく解説してくれるガイドさんもいらっしゃいました。
もっとたくさん紹介したいところですが、文字数の関係もありますので…あとは皆さん、実際に足を運ばれたときのお楽しみに、ということで。
…そうそう、もう一つだけ。これはとても面白いアイデアだと思いました。
刀の重さ体験。実際に刀を握って、ケースの中で上下させることで、その重量を体感することができます。小さいお子さんも大喜びの展示でしたよ。
天守閣からの眺めを見たい!
本当はもっと展示を眺めたい気持ちもあったのですが、
帰りの時間もありましたので…後ろ髪引かれつつ。
せっかくお城に来ているのだから、アレだけは見ておかないと。
またまた、細い階段を登り、順路を追って。
やっと着いたかな?ここです。
天守閣からの眺め。これを見ないと、お城に来た甲斐がないでしょう。
ああーっ、気持ちいいです。お殿さまの気分です!!