3月~4月にかけては、出張に撮影に編集にと、毎日とっても忙しかったんですが、ここに来て、ようやくホッと一息つける
2016/04/19(火)
佐賀の『祐徳稲荷神社』は、思っていた以上にスゴかった!【その2】
さすがは『日本三大稲荷』のひとつ、といったところですが…
本当、佐賀県にこんな見事な神社があったなんて、
ぜんぜん知りませんでした。日本はやっぱり広いのだ!
神池にせり出すような、
しだれ松も見事すぎます。
楼門前ですでに圧倒されてしまうというか。あちこち見入ってしまいます。
なんというか…佐賀市内からも遠く離れた、
言わば、辺鄙なところにある神社なんですが…あまり観光地化もされていない佇まい、それなのに絢爛。すごい神社だと思います、祐徳稲荷さん。
御神楽殿へ…
と、楼門で感動していても始まらないので、少し先へと。
左向きの馬、“左馬”。ひだりうまです。
『馬』の文字が左右逆になっています。「うま」が逆になって「まう(舞う)」に繋がるという縁起物。
稲荷神社といえば白狐のイメージですが、稲荷神社の総本社である京都の伏見稲荷大社のご鎮座が『午の日(うまのひ)』だったことから、馬にも縁が深いとされています。
いよいよご拝殿のほうへと。ここにも、
しっかりとした注連縄が張られています。長い参道に見事な鳥居の数々、立派な楼門の先にさらに注連縄…厳重です。僕のような汚れた人間が立ち入ってもよいものか?と、少々心配になったりして。
御神楽殿と呼ぶそうです。まずはこちらにお参り。
変な画角の写真ですみません。
やっぱり稲荷系の神社は色々と怖い部分もあり、特に僕はヨソ者でもあるからして、正面から写真を撮らせていただいてよいものか?と思い、ためらってしまいました…
とはいえ、あまりにも美しいので1枚だけ写真を。
以前紹介した、“日本最古の神社”と言われている福岡県の大己貴神社もそうでしたが、この祐徳稲荷神社も、細工や色使いなどが独特というか。ちょっと仏教的な印象も受けます。唐の影響が強いのでしょうか?
僕の出身が関西なんで、どうしても近畿地方の神社を巡ることが多かったのですが、九州の神社はまた佇まいが異なるので、見ていてぜんぜん飽きません。
拝殿で「すみません、境内の写真を撮らせていただきます。いろいろと書かせていただきます。」とお伝えし、
山の中腹にある、あちらがご本殿だと思います。さっそく向かうことにしました。
いよいよご本殿へ…
上り参道は階段になっています。
グニャグニャしていて上りにくいです。朱塗りになっていますし、もしかしたらこれも結界の一つなのかも?
先ほどの御神楽殿を上から。
この屋根の曲線の美しさ。こういうのを見るとドキドキしてしまいます。
さらに高いところまで上がって境内を。
この時は桜もまだ六分咲きくらい?
けっこう高いところにあります、ご本殿。
ふうふうと言いながら上っていくと…
見えてきました、こちらが祐徳稲荷神社のご本殿でしょう。