>【前編】はこちら< >【中編】はこちら< 台座の木瓜紋(もっこうもん)を見て、
2016/01/20(水)
世界平和観音像は今…(その3)
敷地の北側(観音さまから見て左手)の土手に回って。
田んぼの畦道を歩いていくと、
釣鐘堂も健在でした。
意外と原型をとどめている?
ですが…
よく見ると、何かの破片らしきもの?も散らばっていたりして、やっぱり危ない?
そうそう、いちおう念のために。
すごく接近して写真を撮っているようですが、実際は、かなり離れたところからズームして撮っています。
廃墟などを探訪するときの鉄則ですが、やはり近付くと危険なのと、今回のように敷地の範囲が明確でない場合不法侵入にならないための配慮です。
もし、この記事を読んで『平和観音寺』に立ち寄って、何らかのトラブルに巻き込まれても、ボーダーレスは一切責任を負いませんのでご了承ください。
写真を見て、「おっ?懐かしいね、昔はよく話題になっていたね」などと感じていただければ幸いです。
すみません、話がメンドくさい方向へ行ってしまいましたね。
ちなみに、この釣鐘堂あたりからだと、自由の女神を割とはっきり見ることができました。
裏側へ…
今度は裏側へ回って…
ロープなども張られていない、注意書きの看板もない獣道的なものを見つけたので、少しだけ近付いてみて…
三脚を伸ばして、無理やり台座部分をパチリと。
ガラスは一部割れたりしていますが、建物自体は意外としっかりしている??
これは逆に、撤去するのが大変そうですね…
非常階段は、さすがに錆びがひどくて、かなり危険そうです。近付かないほうがよいですね。
しかし、
その非常階段の近くに、小さな観音さまとお供え物が。
比較的新しいもののように思えます。掃除も行き届いています。
どなたか、このご近所に住んでいらっしゃる方が、この世界平和観音像のためにお供えされているように思えるのですが…?意外とこの巨大観音さま、地域の生活に溶け込んでいたりするのでしょうか??
…と、本当は全3回、ここで『世界平和観音像』のお話を終える予定だったのですが。
ここで話は急展開、実際にこの観音像の建築に関わった方から、少しだけ当時のお話を聞けることになりましたので、明日はその時の様子をお伝えします!