>パート1はこちら< 人気の『ランチパスポート』、通称“ランパス”の天神・博多版!!
2015/11/24(火)
東京モーターショー2015に行ってきました!(1)
はじめまして。ボーダーレス・クルマ部の見習い部員です。
10月31日、先輩クルマ部員のみなさんと一緒に、ビッグサイトで開催された『東京モーターショー2015』に行ってきましたので、そのときの模様を。
マツダ RX-VISION
クルマに熱い男たちの、文字通り熱視線を浴びまくっていたのが、
ここ、マツダのブースにあった…
「RX-VISIONですよ!伝家の宝刀ロータリーエンジン!!」
―― ロータリーエンジンってなに?というのは…あとでググッておきます(笑)普通のエンジンとは全く違うのですよね?
「はい。構造が根本的に違います。マツダが発明したエンジンではないのですが、ロータリーエンジンを量産し、事実上の実用化レベルまで漕ぎ着けたのは、世界中でマツダだけですね。」
「現在はロータリーエンジン車を販売していませんが…マツダの関係者の方々はずっと仰ってたんですよ。ロータリーの研究は続けている、と。」
―― それがいよいよ?
「○○年に発売、と期限を決めてしまうと、研究スタッフや現場の人たちがアセってしまう。だから、急かさないように、ゆっくりと熟成を待っていた…という話ですよ。それが今、こうやって形になっているのを見ると、“遂に!”と期待してしまいますね。」
―― しかし、みんなが期待してるというのがビンビン伝わってきましたね。
「常に人だかりができている、って感じ(笑)なかなか前で写真が撮れませんでしたよ。」
―― いやぁ、でも本当にカッコいいですよ。
「この車高の低さ、というよりもボディの薄さ、だよね(笑)ロータリーならリアルに可能です。レシプロエンジンに比べるとコンパクトなので。」
―― 街で普通にこの『RX-VISION』を見る事ができるようになるのは何年後ぐらいなのでしょうか?
「このままの形では発売されないよ。たぶん、もっとショートノーズになると思う。出るならね…ただ、ボディの形よりも、肝心のエンジンが…どうなんだろう?」
―― と、言うと?
「何年か前の東京モーターショーで、次世代ロータリーエンジン“16X”というのが発表されて、その進化系としての“SKYACTIV-R”が公表されたのだけれど。名前以外の、スペック的なところがまだ…」
―― さっきの話ではないですが、まだ熟成が足りないとか?
「いや、それは分からないけれど…これまでは完全に赤いベールに閉ざされていた“マツダ・ロータリー計画”が、ひとまずこうやって陽の目を見たんだから。それだけで満足ですよ、クルマ好きとしては。」
コスモスポーツ
同じくマツダのブースにあった車、これカッコ良かったです!
「コスモスポーツですよ!これはたぶん後期型かな…カッコよかったよね!これが元祖・マツダのロータリーエンジン搭載車です。」
―― そうなんですか!何年前ぐらいのクルマでしょうか?
「実は、これの前期型が発売されてから、再来年の2017年でちょうど50周年を迎えるんですよ。」
―― ってことは?つまり…
「そう、ロータリー発売50周年を記念して、2017年にマツダのロータリーエンジンを搭載したクルマが出るかも!?なんて言われているんですよ!」
―― 先輩はどう思われます?出るのか出ないのか?
「いや、正直、2017年には間に合わないだろうと思っていたんですが。でも、こうやって、東京モーターショーの会場で、『RX-VISION』と『コスモスポーツ』が同時に展示されているのを目の当たりにすると…もしかしたら出るんじゃないの!?って(笑)」
―― 期待してしまいますよね!
「もうひとつ、RX-7の後継車なのか?それともナンバーシリーズ的にRX-9になったりするのか?そっちも気になりますよね…って、もう発売が決定したみたいに喋ってますが(笑)」
越KOERU
―― マツダ車からもう一台。こちらも人気でしたね、『越KOERU』。“コエル”と読むのですね。
「いわゆるクロスオーバー車ですね。でも、どちらかというとオンロードの走行性のほうに振ってある感じ?」
―― “クロスオーバー・クーペ”という位置付けのようですね。
「日本でも最近よく見かけますよね、BMWのX5やX6とか、ポルシェのカイエンとか。高級志向のSUV車が世界的に人気なので…CX-5のさらに上位車種?コンセプトカーですが、これはこのまま市場投入できそうな完成度でしたよ!」
―― …と、マツダのブースだけで1話分使ってしまいました。すみません!!
「いやいや、僕も少しお喋りしすぎましたね(苦笑)。でも、以前、クルマ部の記事を載せたとき、読者の方からFacebookのほうに『マツダ特集お願いします』というコメントを頂いたこともありましたので。」
―― そうでしたね。
「やっぱり、“魂動デザイン”を掲げて以来の、マツダの躍進ぶりというか。どうしても熱く伝えたくなりますよね。」
(つづく)