はじめまして。ボーダーレス・クルマ部の見習い部員です。 10月31日、先輩クルマ部員のみなさんと一
2015/11/25(水)
東京モーターショー2015に行ってきました!(2)
―― マツダブースに続いて僕たちが向かったのは、
日産のブースなのですが…こちらも凄い人気でしたね!
「そうでしたね。僕も、“コレは実際にナマで見ておきたい”っていう日産のクルマが1台ありまして。今回の出展、楽しみにしていたんですよ!!」
Gripz Concept
「注目していたのはコレです!!」
―― Nissan Gripz Concept…“グリップス”と呼ばれてましたよね。
「ちょっと前にこんな動画を観まして。」
「これを観て以来、このグリップスに興味津々というか。名前に“Z”の文字が見て取れるところも。」
―― で、実際に観て、いかがでした?
「意外とコンパクトというか、キビキビ走れそうな印象でしたね。しかし本当に注目を集めてましたよね。すごい人だかりで。」
―― 後ろの方からしか写真撮れないような状況で(苦笑)
「そしてこのガルウィングドア!」
「近未来的デザインですよ。コンセプトカーなので、このままの形で発売はないと思いますけれど、SUV感も強かったし、ゆったりとした姿勢で楽しめる、使い勝手の良いスポーツカーだと思いますよ。」
IDS Concept
―― そして、“近未来”というか、“未来のクルマ”もありましたよね。
―― Nissan IDS Concept!
「これも、まずは日産の公式ムービーを観てもらってからの方が。」
「アイ・ディー・エス…日産が考える“インテリジェント・ドライビング”。段階を踏まえつつ、2020年には完全に『自動運転』を実現化させる、という話は聞いていたんだけれど。」
―― まさか、ここまで完成に近付いているとは!?という感じでしょうか?
「会場のみなさんも同じ気持ちじゃなかったかな?まさに未来のクルマで、そしてその未来は、もう間もなく、すぐそこまで来ているんだ!っていう実感。」
―― すごい注目度でしたよね。
「個人的にも、今回のモーターショーの中で最もインパクトのあった1台ですよ。でも・・・
「帰ってからボーダーレス・クルマ部員に、このIDS Conceptの話をしたんですよ。ドライバー不要の自動運転だぁ!って。」
―― 話したくなりますよね、全自動ドライビング。
「そしたらさぁ、『じゃあ、タクシーに乗ればエエんとちゃいますか?』だってさ。分かってないなぁ、“夢”ってモノを(笑)」
NISSAN CONCEPT 2020 VISION gran turismo
―― もう一つ、注目を集めていたのが、
「“NISSAN CONCEPT 2020 VISION gran turismo”。その名の通り、大人気のプレイステーションのゲーム『グランツーリスモ』用に日産が作ったコンセプトカーです。」
―― これはもう、息を飲む美しさというか。
「これも、グランツーリスモのオフィシャルな動画がありますのでご覧ください。」
―― 凄いですよね。2次元のはずのゲームのキャラクターが、現実に目の前にあった!という。
「このリアビューを見ても分かる通り、
ベース車両はGT-Rだという話ですよ。テールランプが“NISSAN”を激しく自己主張してますよね。」
「もう、カッコいい!って言葉しか浮かんでこないでこないです。
コンセプトカーなので、このまま発売はなさそうだけれど、ゲームの『グランツーリスモ』には、このままのフォルムで登場するそうですよ!」
NISMO仕様車
「“NISMO(ニスモ=ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)”という、日産のレース体制をバックアップする、ワークスチーム的セクションの会社があるんですけれど…」
―― 市販車向けのドレスアップパーツなども出していますし、NISMO仕様としてチューンされたクルマも販売されていますよね。
「そう。そのNISMO仕様車も展示されていましたので。」
「言わずと知れた“GT-R NISMO”!これは『Nアタック・パッケージ』バージョーンでしょう。」
―― カッコいい!!
「スゴい人気でしたよね!お客さんもいっぱいで。」
―― 下世話な話ですが(笑)お値段はおいくらぐらいなんでしょうか?
「これは公式ページに載っていますよ。だいたい、パーツやチューニングの代金で、もう1台GT-Rが買えそうなぐらい(笑)。」
―― そして、コチラもカッコいいというか、よりエレガントな感じ?
「エレガントで、そしてスパルタン。フェアレディZ NISMOですね。」
―― ちなみに、コチラでお値段は??
「NISMO仕様って、サーキットでガンガン走るためのフルチューンのものと、街乗りも意識した、言わばライトチューン的なのものもあって、若干価格が違ってくるんだけれど、だいたい本体込みで550万~600万円弱ぐらいですね。」
―― そして、
「個人的に、こういうのも好きですね!ノートのNISMO版。羊の皮を被ったオオカミになれそう(笑)」
―― こういった、レーシングタイプでないクルマをチューンするのも…
「そう。個性出してていいと思います。そして、GT-RもZも、このノートも、NISMO版は数字だけ見れば値段が高いように思えますけれど。」
―― 確かに。僕らからすると、新車の代金プラスアルファ分が(苦笑)
「でもね、実はNISMO車ってお得なんだよ。後からアルミ入れたり、エアロ組んだり、足を固めたり…そして、チューニングに一番大切なのは“トータルバランス”。
これらのことを考えたら、最初から全てが完璧に仕上がっているNISMO仕様車って、決して高くはないんですよ。むしろお買い得なんですよね。」
―― なるほど。将来、車のドレスアップやチューニングを考えている人なら、NISMO仕様車も検討しておくべきですね。」
トヨタのブースに!
―― そして、次はトヨタのブースにおジャマ。
―― 泥だらけのランドクルーザーの展示。この演出は意表を突かれました。
「今、トヨタは“五大陸走破プロジェクト”というのを行っていまして。
限定公開なので、期限が過ぎれば見れなくなるかもですが、いちおうPVも載せておきます。その第1弾として、オーストラリア大陸を走破した、その時のランクルだそうですよ。」
―― そのまま日本で展示してしまうという。凄い!って思いました。
「ランクルならではですよね。こういうのが似合うクルマですもんね。」
―― そして、このランクルとは好対照というか、洗礼された都会的な雰囲気の、
「いよいよ登場ですね。4代目プリウス。発売間近の一台です。」
―― エコカーの代名詞ですもんね、今でも。
「プリウスの初公開の場が、1995年の東京モーターショーだったんですよね。あれからもう20年経つんですよね。」
(つづく)