いろんな人たちから「一回は見とったがイイよ!」とオススメされていた、唐津くんちに行ってきました。もちろん初体験。
2015/07/13(月)
豚骨ラーメン発祥の地!『久留米ラーメン』食べ歩き(前編)
前々から食べてみたかった、久留米ラーメン!
東京にも何軒か『久留米ラーメン』の暖簾が掛かったラーメン屋さんがありますが、一度やっぱり本場で食べてみたかったんですよ。福岡出張の折に行ってきました!
久留米ラーメンって?
久留米ラーメン――福岡県久留米市で食べられている、いわゆる“ご当地ラーメン”です。
九州のラーメンといえば白濁した濃厚な『豚骨スープ』。実は、この白濁豚骨スープは、すべてこの久留米ラーメンが元祖だとも言われています。
ちなみに久留米市は、
ボーダーレスの支社がある福岡市内から南に30~40キロぐらい?ちょっと熊本県寄りですね。
あらかじめネットで調べた情報によると、
・もちろん豚骨スープ
・細麺だけど、博多のラーメンよりは太め
・海苔がトッピングされていることが多い
そして、これが気になるところなのですが…
・匂いが強烈!?
福岡で食べられている長浜系のラーメンも、僕たち東京の人間からしたら結構豚骨のニオイを強く感じることも多いですが、久留米ラーメンはさらに強烈なんだとか。
ちょっとビビリつつも、とにかく体感してみましょう!ってことで、
久留米駅に降り立つことに!!(ホントは車で行きました…)
老舗的名店の『清陽軒』
いろいろとラーメン好きの人たちにお話を聞くと、「久留米ラーメンならまずココ!」という声も多かった『清陽軒(せいようけん)』。せっかくなので本店にやってきました。
暖簾に書かれた“昭和二十七年創業”の文字!歴史あるお店なんですねー!!
お店の玄関には、
ドンブリ鉢の置かれた屋台に、初代店主さんのお写真でしょうか?
帰ってから公式ホームページを見ると…この『清陽軒』、元は一軒の屋台からスタートしたそうなんです。やがて店舗営業に変わり、久留米ラーメンを代表する人気店の一つになったそうなんですが、諸般の事情で、平成18年に開店から54年の歴史に幕を下ろすことに。。。
が!『清陽軒』を愛する常連客さん達の圧倒的な後押しを受けて、平成21年に奇跡の復活を遂げることに!!地元の人たちに愛されているお店なんでしょうね~、この日も店内は満席!
有名人のサインもいっぱい。
福岡では珍しい、入店のための行列待ちを経験しつつ…席に着いてオーダー。有名な『ワンタンメン』にしようかと悩みましたが、最初はやはり定番ノーマルの『屋台仕込み』を。
で、運ばれてきたのがコチラ!
上から見た感じは、博多のラーメンとあまり違いは感じません。
ウワサ通り、
博多のラーメンよりも若干太め。でも東京のラーメンに慣れ親しんだ僕からすれば、これでもかなりの細麺です。
で、肝心のお味は…うーん!美味しいっす~!!味が濃い、というか深い感じ!?博多のラーメンはアッサリしていますが、この『清陽軒』のラーメンは、もう少し濃厚な味がします。
それも、後を引く旨さというのかな?口に入れた時はそう感じませんが、後から「もっと食べたい!」っていう、そういう美味しさがあります。
気になってたニオイですが、少しだけ強めというぐらいで、気になるほどではありません。むしろ食欲をそそるというか。美味しそうに感じます。
そして、テーブルの上にはたくさんの薬味が。
この『にんにく醤油』や、奥に少し見えている『こがし一味』をラーメンに入れると、より深い旨味が増します。
そして、この辛子高菜!!
これまで食べた高菜とちょっと違う感じ!?辛さよりも旨味が勝っていて、濃厚な豚骨スープによく合います。
もちろん、すり胡麻や紅ショウガといったおなじみの薬味も。これらをお好みでトッピングしていくのも、久留米ラーメンならではの楽しみ方なんでしょうか?