前編に続き、アイドル的な支持を得ていたバンドたち 後編です。 UNICORN 概要 1
2016/11/01(火)
秋の夜長に、ボーダーたちのオススメ本【前編】
お久しぶりです!
レオパードスティールに所属しております、声優でナレーターで
ボーダーレスのマネージメントチームの一員でもあります、江袋見咲です。
気が付けばもうすっかり秋。
秋といえば…そう“読書の秋”ですね。
と、いうことなのかどうかは分からないのですが。
編集長から『ボーダーレススタッフたちに、オススメの本を聞いてきなさい』との指令を受けましたので、さっそくインタビューして参りたいと思います!
ちなみに私のオススメは…
と、ボーダーレスのスタッフたちにインタビューする前に、わたしのオススメの本をちょこっと紹介。まずは…
ハッピーバースデー
(青木和雄・吉富多美/金の星社)
ちょっと古い本ですが『ハッピーバースデー』を。
話題になった本ですし、アニメ化やテレビドラマ化もされたので、ご存じの方も多いと思います。子供向けの児童書『ハッピーバースデー 命かがやく瞬間』を、大人も読める文芸書版にしたもの。
いじめや虐待といった重いテーマを扱ってはいますが、そこは元々が児童書ということもあるのでしょう、とても読みやすいですよ。家族について深く考えさせられる、感動の一冊です。
沿線地図
(山田太一/角川文庫)
もう一冊、またまた古い本でスミマセン!でも、名著は色褪せないのです。
山田太一さんの小説は、活字がそのまま情景になって、頭の中で動き始めるような気がします。やっぱり映像畑出身の作家さんというのもあるのでしょうか?子供の家出をきっかけに、家族の結び付きについて考えさせられる一冊…って、こちらもまたファミリーものですね。
山さんのオススメは…
と、私のオススメ本はこのくらいにして、社内のスタッフさんたちにも聞いてみましょう!まずはこちら、山さん!
―― お仕事中にスミマセン!『読書の秋』ということで、ボーダーレスのスタッフさんたちに、オススメの本を紹介してもらおうと思いまして。
山「えーっ?いきなり??…どんな本がいいのですか?マジメなヤツ?」
―― 新旧洋邦明暗誠実不誠実問わず、何でもOKですよ!
山「そうですか?じゃあ、これなんかどうですか?」
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
(高橋佑磨・片山なつ/技術評論社)
山「基本の一冊です。最近この“増補改訂版”が出たそうなので、あえてこの場を借りてオススメを。」
―― どのような本なのでしょう?
山「企画書を書いたり、プレゼン用の資料を作ったりする時って、“写真をどこに配置すべきか”とか、“どんなフォント使えばいいのか”とか、悩むことないですか?
―― たしかに、ありますね。
山「そんな、悩めるビジネスマンにオススメの一冊です。完全に初心者向けなんで、学生さんとか、パワポ使い慣れてない方には特におすすめ。何年か前に出た古いほうのバージョンなら、今もここに」
山「企画書や提案書って、力が入るとついつい写真などを多用してしまって、ごちゃごちゃしてしまいがちで…なので、僕も時々この本を開いて、シンプルに仕上げるよう心がけたりしてますよ。」
―― 初心を忘れない、と。
山「そうそう。カッコ良くて見栄えの良いのもいいですけれど、見やすい、すっきりとしたデザイン・レイアウトが一番だと思うので。」
山「フォントや文字のサイズ、段落などのことも分かりやすく書いてありますから、ブログやホームページやってる人にもオススメかも。」
ちょっとだけ読ませてもらったんですけれど、たしかに写真や図解が多くて、とっても分かりやすいですし、見やすい実用書という感じでしたよ。
頑張って資料作ったり企画書用意したりしてるのに、いまいちウケないんだよなぁ…なんて方、秋の夜長に実益も兼ねた読書なんていかがでしょうか??
彼女のオススメは?
続いてはナレーターのMさんに登場していただきましょう!
Mさん「はいはい…なになに?どうしたの?」
―― “読書の秋”ということで、オススメ本を紹介していただければと思いまして。
Mさん「じゃあ、直木賞作家・西加奈子さんの中から」
さくら
(西加奈子/小学館文庫)
―― 西加奈子さんといえば、少し前に『きいろいゾウ』が映画化されましたね、宮崎あおいさんと向井理さんの主演で。
Mさん「こちらは家族のお話。ざっくり話すと、ある家族の崩壊と再生を描いた小説なんですけれど。」
―― ファミリーものなんですね。
Mさん「で、その家族の一員に“さくら”という犬がいて。飼い犬のさくらを取り巻く、家族それぞれの心の動きが描かれている、といった感じ。その辺が他のファミリー物とはちょっと違ってて。逆に感情移入しやすかったです。」
―― どんな人にオススメとかありますか?
Mさん「わたし的には女子向けかな?女の人のほうがより感動できる小説だと思うんだけど…男の人が読んだ感想も聞いてみたいなぁ。」
Mさん「ミキっていう妹のストーリーのところを電車の中で読んでしまって、あやうく車内で泣きそうになってしまいました(笑)なので、みなさんには秋の夜長に、お家でじっくりと読み込んでもらいたいなと思いますね。」