歴史ファンならずとも、男子たるもの一度は訪れてみたい場所…それは『桶狭間(おけはざま)』!! <出
2015/08/11(火)
超名作マンガ『あしたのジョー』の故郷は今(後編)
念願の矢吹丈にお会いできましたが…
なんというか…ハーフのモデルさんみたいな感じ!?
それに、やたらデカすぎます。おそらく180センチ超えてるんじゃないでしょうか?
ジョーでこの体格なのだから、力石徹や、そしてマンモス西はいったいどんな巨体なのでしょうか!?
そんなことに思いを巡らせつつ、ジョーの視線の方向に目をやると、
ここですね!ジョーのふるさと『いろは会商店街』!!ここにジョーとマンモス西がアルバイトしていた“林食料品店”もあったりするのでしょうか?
ショップメイト『いろは会商店街』
商店街の入口に掛けられている横断幕。
『あしたのジョーのふるさと』の文字とともに、ジョーのセリフ「俺はこの街に帰ってきたぜ!」が。
少し感激。僕のような後追い世代でも嬉しくなるんですから、リアルタイムな世代の方なら、きっと、もっと心にズン!と来ちゃうかも?
ちなみに商店街内は、
休日の午前中で、しかも天気も悪かったですから、仕方ないといえばそうなのでしょうが、少し閑散としていて寂しげです。
しかし、アーケードのそこかしこに、
あしたのジョーにまつわるアレコレが飾ってあって、気持ちはアガってきますね!
ぶらぶらと散策…
たしかにジョーのふるさと感が充満しているというか…
ゲームセンター?お店は開いているのでしょうか?
笑顔が怖い、たぶん哺乳類の何かをモチーフにした乗り物。ちゃんと動くのかな?
今にもスカウトしてきそうな、段平のおっちゃん…と、そこかしこに『昭和の下町の残り香』が漂っています。
ちなみに、
この『いろは会商店街』は台東区にありますので、東京スカイツリーもバッチリと見えます。
しかし、この商店街、『ジョーのふるさと』といいながら、あまり名所的なご当地感がないというか…ジョーを使って町おこしを!という雰囲気が、あまり感じられないんですよね。
目についたのは、「ジョーのグローブパン」というのを売っていた、このパン屋さんぐらいです。
しかも、そのグローブパンも売り切れ…
とはいえ、この商店街に漂う昭和のテイストを味わうだけで、充分楽しいんですけどね!
アーケードの屋根から垂れ下がっている、
ジョーにとっての最大のライバルであった力石徹!
そして…
葉子さん!すごい美人です。しかもインテリそう。ジョーも紀ちゃんじゃなく、結局この葉子さんに惹かれた(ように思えました)というのも、同じ男として納得です。
あの公園を探して…
ジョーがチビっこたちと遊び、そして紀ちゃんとデートした公園も実在すると聞いて、探してみました。
商店街のすぐ近くにある『玉姫公園』。ここですね。
しかし、中に入ってうろうろしてみたんですが、ジョーが乗っていたブランコは見当たらず。
すべり台はあったんですけどね。
公園のすぐそばには、東京では珍しい空き家が…
と思ったら、ちゃんと営業中のホテルだったみたい。すみません、失礼しました!
しかし、炊事場付きで一泊1700円とは超お得じゃないですか!?今度また福岡支社の良太さんが東京に出張してきたら、ここに泊まってもらい、レポートしてもらうことにしましょう。
そして、道端に目をやると、
正式な名称のよくわからない、タクシーとかをフワフワする棒が落ちていました。こんなの見たの何年ぶり??
ジョーたちと昭和が生き残る街
『あしたのジョー』を使って町おこしを、という雰囲気があまり感じられず、個人的にはすごく好感を持てましたね。変なおみやげなども売ってないし。むしろ昭和の下町を満喫できて、すごく楽しかったです。
残念ながら、ジョーとマンモス西がバイトしていた『林食料品店』は見つけられませんでしたが、路地からサチやキノコたちが今にも飛び出して来そうな気配は、そこかしこに感じられましたよ!
今回お邪魔した、あしたのジョーのふるさと、ショップメイト『いろは会商店街』の出入口。
ジョーも皆さんが来るのを待ってくれているみたいなんで(笑)昭和世代の方は、マスト一度訪れるべき場所のひとつ、ではないでしょうか。