映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
岡本 良太
ご当地情報・九州編
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熊本の阿蘇神社にもお参りしてきました【前編】

熊本県を襲ったあの大きな地震から、間もなく1年が経とうとしています。

街がだんだんと落ち着きを取り戻しつつあるということなので、先日は熊本城の現在の様子をお伝えしたのですが。せっかくここまで来たのだからと、もう一つ気になっていた所にも行ってみました。

阿蘇神社です。

冬の阿蘇は寒いです!

以前にもボーダーレスの秘密では阿蘇神社のことを紹介したことがあります。

あの見事な楼門。『日本三大楼門』の一つとされています。

あの荘厳な阿蘇神社も、地震で甚大な被害を被っているということ。そして、現在の様子がニュースなどではあまり伝えられていないということ。とても気になっていました。

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そんなわけで、熊本市内から車でおよそ1時間…寒い!!

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今回訪れたのは2月中旬のことだったので、この記事がアップされる3月には、もうこんなことはないと思うのですが。とにかく一面の雪!夜中は道路が凍りまくり!!

“火の国”をナメてました。もっと暖かいところだと思っていたのですが。ガソリンスタンドの店員さん曰く「熊本の中でも、阿蘇の冬は特別に寒い」んだとか。

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そういえば、ちょっと高台になっているし、周りを山々に囲まれて、盆地のような地形にもなっているんですよね。

何度も書きますが、これはあくまでも2月中旬のことなので、さすがに今はもう雪も解けているでしょうけれど。

冬の阿蘇に車で訪れてみようと考えておられる方、タイヤチェーンは必需品だと思いますよ。何度も事故起こしかけました…

痛々しい姿に…

そんなこんなで、阿蘇神社に到着。

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鳥居は大丈夫だったようです。以前の記事にも書いてある通り、阿蘇神社は参道が真横に伸びている神社です。横道から境内に入るという感じ。

手水舎も、この参道にあります。

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あいかわらず、清らかな水がこんこんと湧き出ています。

普通、大地震の直後は湧き水や井戸水の出が悪くなったり、濁ったりするものだそうですが、阿蘇神社の周辺は全く影響がなかったそう。“神の泉”と呼ばれているだけのことはあります。

この手水舎の真後ろに、あの見事な楼門がそびえ立っているはずなのですが。

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2017年2月現在の阿蘇神社の楼門は、このようにシートが被されていて、中の様子をうかがうことすら叶いません。

あの立派だった楼門が…

これは熊本地震の2ヶ月ほど前、2016年2月に紹介した阿蘇神社の楼門です。

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楼門とは、簡単に言えば二階建ての造りになっている門のこと。

国指定の重要文化財であり、そして江戸時代の建築物の中では保存状態もよいので、歴史的な資料としても価値の高いものとされていました。

本当は、この写真と同じ画角で写真を撮りたかったのですが、この日は修理用の資材などが後ろに山積みになっていて、引いた写真を撮ることもできず。

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近寄ることも出来ないので、遠くの駐車場から楼門の裏側を。

先日紹介した熊本城の時と同じく、立派な姿を知っているだけに、この有様を見るのはとても辛い。悲しくなってしまいます。

拝殿も仮設で

楼門を通って、というわけにはいきませんが、

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阿蘇神社は現在、参拝すること自体は可能です。

しかし、

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社殿の多くはこのように修理中です。

おみくじを引くことも出来ますが、

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仮設の授与所です。

有名な『縁結びの松』にも、この日は近付けませんでした。

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参拝順路と呼ぶにはあまりにも短い道を、矢印に沿って。

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現在の拝殿はこのようになっています。

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注連縄が張られ、お賽銭箱が置かれていることで、ここが拝殿に当たるというのは分かるのですが…どっしりと構えたような、あの広々としたかつての姿ではありません。

参拝所さえも、現在は仮設のままです。

 

 

3月10日(金)公開予定の【後編】に続く

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