せっかく長崎の島原市まで来たので、歴史の時間に習った『島原の乱』の跡を見てから帰ることにしました。 松竹ヌ
2018/06/26(火)
福岡県民がガチでオススメするラーメン屋さんvol.15
実際に福岡県に住んでいる人に『アナタが個人的にオススメできるラーメン屋さん教えて!』と尋ねて回る、ガチなラーメン企画の第15弾。
ラストにバックナンバーを載せておきますので、詳しくはそちらをご覧下さいませ。今回はいつものガチラーメンとは違う、ちょっとイレギュラーなかんじ?
博多ラーメンしばらく 福重店
東京本社から、村上さんと佐藤さんが出張してきました。
福岡タワーをバックに。お二方とも関東方面のご出身、福岡はおろか九州すら初めてだそうな…これは歓待せねば!なにせ日本の首都は元々はこっち側(邪馬台国九州説断固支持!)だったわけで、この田舎モノたち二人に、本当に美味しい酒肴というものを味わせてあげたくなるのが九州男児の余裕。水炊きか?それともモツ鍋とか?
しかしながら…撮影が済んだ後も、何だかんだとお仕事が詰まっておられるようで、夜の街に繰り出そうなんて誘うのも憚られるような強行スケジュールでの来福二人組。売れっ子かよ!
せめて、お昼ご飯にラーメンぐらいは大丈夫ですよね!?…ということで、逆光の嵐にもめげずに博多ラーメンしばらく 福重店へ。
福岡市内にいくつかのチェーン店があったはず。いろんな人たちからオススメされていたんですよ。でも、なんだかんだで取材できぬままだったんです。
店内の雰囲気はこんな感じ。カウンターとテーブル席3つぐらいの、昔ながらのラーメン屋さんといった風情。
村上さんも佐藤さんも「安い!」と口を揃える、1杯500円の安心価格。
福岡に来てまでも爽やかアトモスフィアを身にまとい、我々に「本当は腹の中でドス黒いことを考えているのでは?」と、いらぬ推理を強要するかの如き立ち居振る舞いの村上ディレクター。
カメラを向けると思わずピース。ありふれたその苗字が示す通りのベタすぎるリアクションが実に微笑ましい佐藤さん。初めてお会いしたのですが、きっとイイ奴なんでしょう。少なくとも村上さんよりかは分かりやすくていいね。
それぞれにチャーシュー麺や普通のラーメンをオーダー、僕はワンタン麺を。
運ばれてきました、『しばらく』のワンタン麺!
ちゅるちゅる食感が艶めかしいワンタン、細麺ですが長浜系のような極細ではなくて、ほんの少しだけ太め。麺自体のウマ味や歯ごたえが楽しめて、個人的にはこっちのほうがイイかなと。
そしてスープ。淡白だけど薄味じゃない。ダシの味がしっかりと効いていて、そしてほんのり塩味、後から甘味。いわゆる正統派に近い“博多ラーメン”です。東京や大阪などの“博多風”豚骨ラーメンは、長浜系や久留米系のテイストが混ざり合ってて、その辺りの区別が分かりにくいんですが。
すりゴマと紅ショウガも入れちゃえ。「トッピングは替え玉のときにやるのが福岡流」とか書いてあるグルメサイトもあるけど、そうかなぁ?最初からガンガン入れちゃう人も多いですよ、こっちでは。
手乗り文鳥なみの小食でおなじみの村上さん。ちょっと心配だったんですが、どうですか?美味しいですか?
村上さん「とっても美味しい!思っていた以上に美味しいです…ズルルっ」
佐藤さんは、もう聞くまでもないというか、目さえも合わせてくれない態勢。というか、キミ、めっちゃいっぱい食べそうやね?
ギョウザまで頼んでやがるか!?
替え玉までやるかっ!まあでも、我らが福岡のラーメンを喜んで食べてくれてるんだから、これはヨシとしよう…というか、なんだか嬉しくなりましたよ。
●博多ラーメンしばらく 福重(ふくしげ)店
福岡市西区石丸4-48-3
東京のお二人、ひとまず喜んでくれたみたい。よかったよかった!!
撮影のための準備や買出しを兼ねて、西新中央商店街へと。食後のデザートに、福岡スイーツ『むっちゃん万十(まんじゅう)』召し上がれ。
お二人とも、今度またゆっくりと時間取って福岡に来てくださいね!お待ちしております。
※場所・料金等はすべて2018年5月のものです。
●ガチラーメン・BACK NUMBER