映像制作のボーダーレスの秘密

福岡支社
福岡支社
ご当地情報・九州編
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

山笠シーズンの博多を彩る『飾り山』(1)

仕事で福岡→大阪→東京→また福岡、と反復横跳びをしているうちに、気がつけばもう7月ではないですか!?

 

ようやく一段落して福岡に帰ってきて…

P1060933-1

ふと目をやったビルの壁にこんなポスターが。

何気なく入ったラーメン屋さんにも、

P1060861-1

おお~、もうそんな時期ですか!『博多祇園山笠』ですね。九州を代表するお祭りの一つです。

 

7月に入ると博多~天神周辺がソワソワしだします。本番の『追い山』は7月15日ですから、たった2週間ぐらいのことなんですが、

P1070044-1

こんな法被を着た方が街をウロウロし始めたり、

P1060884-1

夜の街に提灯が灯ったり…

そして何より、僕たちの目を引かずにおかないのが『飾り山』の存在!

山笠とは?そして『飾り山』って?

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは、簡単に言うと「櫛田神社」のお祭りです。800年近い歴史を誇る、無病息災をお祈りする神事。7月15日に行われる『追い山(おいやま)』では、『舁き山(かきやま)』と呼ばれるお神輿が櫛田神社~博多区内を猛スピードで駆け抜けて迫力満点!

 

ちなみにこれは、博多区内を7つに分けた『流(ながれ)』の、いわゆる“チーム対抗戦”です。舁き山を担いだ男たちが、自分の住んでいる地区の名誉を賭けて、およそ5キロの道のりを全力疾走しタイムを競います。

 

で、その『追い山』に向けて、博多の街ではさまざまなイベントが開催されるのですが、その一つが『飾り山(かざりやま)』。博多人形師たちが腕によりをかけた豪華絢爛な巨大お神輿が、福岡市内14ヶ所に飾り付けられます。

博多リバレインの飾り山

地下鉄の『中洲川端駅』を降りて地上に出ると、

P1070043-1

ショッピングモール『博多リバレイン』前にドドンと!

前に立ってる人と比べてみてください。だいたい10メートルぐらいの高さがあるのが分かっていただけると思います。

 

近寄ってみると、

P1070035-1

きらびやかで豪華絢爛!

P1070036-1

P1070038-1

今年のリバレインの飾り山は『連獅子』がテーマみたい。それぞれの飾り山に、毎年飾り付けのテーマが設けられているのも大きな特徴です。

そして、この飾り山の裏側に回ると、

P1070029-1-1

おめでたい『七福神』が!表と裏で飾り付けが全く違うのも楽しみのひとつ。ちなみに裏側のことを“見送り”と呼ぶそうです。

表はだいたい歴史上の人物や、歴史的な出来事がテーマになることが多く、見送りの方は自由で楽しいものが飾り付けられています。

川端商店街へ!

リバレインのすぐそばにあるのが、

P1060916-1

『川端商店街』。博多地区を代表する商店街のひとつです。

 

商店街に入ると…

P1060918-1-1

いきなりドーンと飾り山!しかもドラえもんですか!?

P1060922-1

博多人形を作っている人形師さんの手による、まさに究極の一点モノ!

ちなみに、ドラえもんは見送り(裏側)。正面は…

P1060923-1

『真田十勇士』でした。

P1060926-1

いやもうホント、間近で肉眼でみてもらいたい!めちゃめちゃ美麗ですから。

 

で、さらに川端商店街をキャナルシティの方向へ歩いていくと…

P1060935-1

『正調博多節』と書いてありますね。出で立ちを見ると、どうやら芸者さんみたいです。

P1060939-1

今回見た『飾り山』の中では、個人的に一番美しいと思いましたね。ほんと、近くでじっくりと観てもらいたいです。細部にまで人形師さんのコダワリが行き届いてます…2週間ぐらいしか飾らないものなのに!!

ちょっと休憩はコチラ!

『飾り山』は10メートルを超えるものばかりなので、見上げて感心しているうちに、ちょっとだけ疲れた?

 

飾り山の前には、たいてい

P1060928-1

こんな感じでベンチが据え付けられていて、ゆっくりと腰を下ろして眺めることができるのですが…

せっかく川端商店街に来ているのだから、こんなところで一息入れちゃうのはどうでしょう??

P1060945-1

名物『川端ぜんざい』です!!

 

その(2)につづく

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

山田さんちの牧場で癒されたい
“日本最古”と言われている神社(その1)
美味しい『馬刺し』を安く買いたい。