このボーダーレスの秘密では、これまでに何度か、福岡県の北九州にあるテーマパーク『スペースワールド』を紹介してきた
2016/10/25(火)
『宮崎ラーメン』を食べてきました【前編】
ラーメン党の方なら、その名前や噂ぐらいは耳にしたことがあると思います。九州は宮崎県に存在するというご当地グルメ『宮崎ラーメン』。
しかし、実際に口にしたことがあるという方、意外と少ないのでは?
福岡県支社のスタッフも、誰一人として食べた者はおりません…
宮崎ラーメンの特徴は?
宮崎ラーメンの特徴は、僕が聞いた話だと
■麺は中太、福岡の細麺よりはちょっと太め。
■スープは豚骨ベース、あっさりとした薄味。
そして、ウィキペディアによると、
■『たくわん』が添えられている(?)
■トッピングはモヤシが基本。
情報としてはこれぐらい。福岡に支社があり、スタッフも常駐しているというのに、これぐらいの情報しか入ってこない…これはもう、現地に行ってみるしかないのでは?
まずは有名店『栄養軒』へ…
と、いうわけで、やって来ました宮崎県!
まずは、よくその名を耳にする『栄養軒』というお店へ。
宮崎神宮のすぐそばにあるので、すぐに見つけることができました。もうお腹ペコペコなんですよ、さっそくお店へ…と、ノレンをくぐる前にひとこと。
宮崎、遠っ!!
支社のある福岡市内から300キロメートル以上。しかも、大分県を通ってひたすら海岸線を走るか、熊本を抜けて山道を越えるか。
どちらにしても、ものすごく辺鄙なところにあるんですよ、宮崎って。
だからこその独特の気風に包まれた、九州の独立国家的な雰囲気がとても居心地良かったりもするんですけれど。そのせいなのか、宮崎の情報って福岡にもあまり入ってこなかったりもするんですよね…行き来するだけでも大変です。
まあ、その辺りはひとまず置いておいて。さっそく宮崎ラーメンですよ!九州ご当地ラーメンの秘宝が、まもなく目の前に!!
…って、マジかよ!?この、店外までハミ出す大行列!!
大人気のラーメン屋さんだと聞いていたのですが、これはウワサ以上です。福岡じゃ人気のお店でもそんなに並ぶことなんてないのに。。。
かなりの時間を並んで待つことに。
窓や玄関からチラ見えする、数多くの有名人のサイン色紙。そしてメニュー。
ラーメン、メンデラ、Wデラ、学割メンデラ…“デラ”って何ですか?
ようやくカウンター席に案内されて。
カウンターだけじゃなく、テーブル席にお座敷まであるという、ラーメン屋さんにしては広い店内なのに、あんなに行列するとは恐るべし『栄養軒』よ。
厨房内はさらに恐ろしい、スタッフの皆さんが八面六臂の戦争状態になられておりました。
カウンター席に置いてあるメニュー表(※お値段は2016年9月現在のものです)。
やはり気になるのは“デラ”という文字。デラべっぴん的な、デラックスもしくは方言か?それはともかくとして、“学割”があるのは何だか嬉しくなります。最近はあまり見かけないですよね、学割の利くラーメン屋さん。
注文を取りに来てくれたお姉さんが、お水とともに、
ウワサ通りです。タクワン、しかも2切れ。
初めての宮崎ラーメンなので、今回は普通のラーメンをオーダー。
そして、他の多くのお客さんが、おにぎりもしくは白ごはんも注文されていたので、僕もとりあえず真似してみました。郷に入れば郷に従え。
おにぎりをちょこちょこと、そしてタクワンをポリポリしながら待つこと少々…
これか!栄養軒のラーメン。
そして、夢にまで見たというのは少しオーバーですが、それでも、前々から食べてみたかった、これこそが“宮崎ラーメン”です。
ネットに書いてあった通り、真ん中にデーンとモヤシが。
そして、聞いていた通りの中太麺。いや、これは想像していたよりも少し太め?
スープは豚骨っぽいですけれど、福岡(長浜)や久留米、熊本よりもキメが細かい感じ。どちらかというとチャンポンのスープに近いような見た目です。