>パート(1)はこちら< >パート(2)はこちら< 『長崎ペ
2017/05/12(金)
宝くじにご利益アリ!?な巨大涅槃像【後編】
全長41メートル、高さ11メートル、重さ300トン。ブロンズ製のものとしては世界最大、南蔵院の釈迦涅槃像。
実物を前にすると圧倒されます。ウワサで聞いていた以上にデカく感じます!
アジアの恵まれない子供達に医薬品や文房具などを贈りつづけていた南蔵院に、ミャンマー国仏教会議からお礼として贈呈された仏舎利をまつるために建立されたそうです。
優しそうなお顔。宝くじにご利益があるパワースポットであると同時に、お釈迦様の懐に包まれるかのような、癒しのスポットでもあるように感じます。
仏足も…
涅槃像といえば、やはり仏足(ぶっそく)も拝ませていただかないと。
足の裏に張り付いている人が(笑)でも気持ちは分かります。目の前にあると、誰しもが触れたくなるというもの。
お釈迦様の足の裏には、様々な模様が刻まれています。この模様の一つ一つにそれぞれ深い意味があるそうですよ。
ネットで検索するなら“仏足石(ぶっそくせき)”で調べたほうが、いろいろと深い意味が知れるかも。
なんにしても、仏足をこんなに間近で見ることができて、しかも触れられるどころか抱きつくこともできてしまうお寺さんは、日本じゅう探してもそう多くはないと思います。
魚類の供養に…
この巨大な涅槃像のすぐそばには、
このような一角。よく観ると…
向かって左側は、おなじみ七福神。ここでは海の安全と大漁祈願の象徴としてまつられているようです。
そして真ん中は、
四国八十八箇所ではおなじみの鯖大師(さばだいし)。弘法大師です。
そして右端には魚霊観音。こちらはちょっと馴染みの薄い方も多いかと思いますので、
アップで。お腹のところに魚の姿。漁業にゆかりのある観音様なのですが、観賞魚を扱うペット業界の方々が帰依されていることも多いです。
どれも海や魚に縁のある仏様なので、魚釣りが好きな人はもちろんですが、金魚や鯉、熱帯魚などを飼っている人もお参りしてみてはいかがでしょうか。
ただし、ここは神社ではなくお寺なので、「大物が釣れますように」とか「繁殖に成功しますように」という“お願い”よりも、これまで関わってしまった殺生に対する“供養”のほうが合っているようにも思います。
観光スポットとしてもオススメです
改めて、涅槃像の見事な大きさに感嘆しつつ、
もちろん、『宝くじが当たりますように!!』と、強く強く強くお願いしつつ…
本当に、優しいお顔をされていますね。
この南蔵院、お寺の中の休憩所や、
お土産物屋さんも充実。見ているだけでも楽しいです。
県外から福岡に来られた方には、参拝はもちろんですが、観光スポットとしてもオススメしたいですね。市内からもアクセス便利な場所にありますし、
福岡ならではのものも、たくさん売っていますし。しかも、宝くじが当たるかも!?
癒されること間違いなしな場所でもあります『南蔵院』は、JR九州 篠栗線の『城戸南蔵院前駅』降りてすぐですよ!