以前にもここで紹介した福岡県新宮市の相島(あいのしま)で、春祭りが開催されるそうな。行ってみたい。そして、またま
2018/07/17(火)
佐賀の『そば街道』 (2)
清らかな水と空気、豊かな自然に囲まれた佐賀県佐賀市の三瀬村。
国道263号線を、福岡県から南へまっすぐに。三瀬トンネルを越えたところあたりから、美味しい日本そばを出すお店が道路沿いにいくつか並んで、いつしかそこが佐賀のそば街道と呼ばれるようになった…というお話を、つい先日書いたのですが。
意外と知られていないみたいなんです、佐賀のそば街道。お隣の福岡市に住んでるお友達に聞いてみても「知らんやったね~」というお答え多し。これはぜひぜひ日本じゅうに知らしめてやらんば!と、勝手に意気込んでみたりして。
大八そば
ということで、佐賀のそば街道実食レポート第2弾は…
この前にご紹介した三瀬そばのすぐお隣にある大八そば。
そんなに敷居が高そうな感じはしない、それでいて落ち着いた風情の味わいある店構え。
店内もいい雰囲気。そばを打っている?それとも切っているのか?仕込みに精を出されてる店員さんの姿がちらちらと垣間見えます。
長テーブルと広めのお座敷席と。小さいお子さんのいる家族連れでもノンビリと寛げそう。
メニューに目をやる…お手ごろ価格!「普通の」と言ったら変ですが、これなら街中のおそば屋さんともそんなに値段違わないし。前回も書きましたけれど、そばが名物のところって、けっこうお値段が高めだったりしませんか?
ということで、ざるそばとおにぎりを注文。運ばれてきたのがこちら。写真では伝わりにくいですが、かなりのボリュームです。“並”でこれですかー!
ワサビもツンツンしすぎなくて実にイイ!そばの味を損なわず、ぴしっと引き締めてくれる程度の辛味。
ツユは関東風か。濃い目の醤油に甘めも強し。でも、そんなにベタベタしたような甘味ではないですね。醤油臭さも感じません。
で、その甘めのツユに、このおにぎりが実によく合います。鳥飯のおにぎりですが、こちらはアッサリ味付け。そばのウマ味+甘めのツユ←→あっさり風味の鳥飯にぎりの水平対向ボクサーエンジン的鼓動が常に舌の上で繰り広げられる…なんと幸せな、我ら九州のソバリストよ!
そば湯ももちろん。好き嫌いがあるみたいですね。僕もそんなに大好きなわけではないですけれど、それでも、無かったらやっぱりちょっと寂しいです、そば湯。
●大八そば
佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2862-1
おまけ・個性的なお店もたくさん
そば屋さんだけではなく、国道263号線沿いにはカフェやレストラン、たぶんアンティークなものを扱ってるっぽい(すみません、まだちゃんとレポートできてなくて…)お店なども並んでいて。
たとえばこんなお店も。パン屋さんみたいですが…石窯で焼いてるの??駐車場の脇の看板には、
『天然酵母を育て続けていますので定休日はありません』とな。天然酵母を使用して石窯で焼く、実にストロングスタイルなパン屋さんよ!
店内、とってもいい香り!値段もそんなに高くない、というか、石窯+天然酵母のパンなら、全国レベルでいったらかなりお手ごろ価格ではないでしょうか?味のほうももちろん、言わずもがなのハイレベルでした。
美味しい日本そばだけではありません、こんな感じの個性的なお店もいろいろと楽しめますよ、佐賀のそば街道。