【前編】、そして【後編】と、2回に渡って福岡県新宮町にある“ネコの島”こと相島について書いてきたのですが。
2015/06/04(木)
熊本県の『杖立温泉』でプリンの食べ歩きをしてきましたよ!(前編)
先日、仕事で熊本県へ行ってきました。意外と福岡から近くてビックリ!なんとなく、すごく遠くにある場所っていうイメージがあったのです。まぁ、お隣の県なので「当たり前でしょ!」なんて言われたらソレまでなんですが(笑)
仕事も順調に進行して、思ったよりもかなり早めにアップ。なので、福岡支社への帰りに『杖立(つえたて)温泉』というところに寄ってきました。前から「行ってみたい!」って思っていたんですよね。
温泉でノンビリ仕事の汗を流して、というのではありません。
もちろん温泉も気になりますが…ボーダーレスきっての甘党の僕が、もっと気になっていたのは『プリン』なのです!!
杖立温泉の『温泉プリン』
熊本県の北東部、阿蘇郡小国町にある『杖立温泉』。熊本といっても、ほぼ福岡県と大分県の県境にあります。1800年の歴史を持つ、由緒正しい温泉街なんだそうですよ。
かつてここには『甘玉子(あまたまご)』という、溶いた玉子に砂糖を加えて、温泉の蒸気で蒸し上げたデザートがあったそうです。ちょうど、“甘い茶碗蒸し”という感じ?これって、見方を変えれば『プリン』そのものですよね。
そんな歴史を受け継いで、今では杖立温泉にある10ヶ所以上の旅館や喫茶店などで、それぞれにオリジナリティ溢れる、独自のプリン を食べることができるそうなんです!!
熊本の奥座敷へ・・・
国道212号線を『阿蘇・小国』方面へ。
いやぁ、本当に緑がいっぱいで気持ちイイです!
こんな感じの、林道っぽいのもいっぱい。バイクの人も多かったですね。ツーリングにも最適じゃないでしょうか?
そして、熊本はよく「水がとてもキレイで豊富」って聞くんですが、
本当でしたね。いたるところに渓流&岩清水!
…かといって、けっして田舎すぎるってわけでもないです。コンビニやガソリンスタンドなんかもちょくちょく見かけるし。
昔はこの杖立温泉、『熊本(または博多)の奥座敷』って呼ばれていたそうですよ。市街地からもそう離れてなくて、それでいて自然がいっぱい。リフレッシュするのにちょうどいい場所なんじゃないでしょうか?
…なんてことを考えながら車を運転していると、
遠くに温泉の建物らしきものが見えてきました。杖立温泉に着いたみたいです!!
まず1軒目…『ひぜんや』
せっかく温泉に着いても、スイーツ男子的にはお風呂よりもまずはプリンです!
温泉街の入口にあった立派な旅館、『ひぜんや』さん。
立派な旅館のロビーでいただくプリンは、
おぉ~、思っていたよりもゴージャスな感じです。
カラメルというよりも、ちょっと黒蜜っぽい風味のソースをかけて待望の一口…
あぁ~!なんて美味しいんだっ!!
プリン自体の甘さは控えめで、玉子の風味がハッキリと伝わってきます。濃厚なのに上品な味。カラメルの甘さもシャキッとした感じっていうのでしょうか?甘いんだけど、決してくどくはありません。
ちなみに、こんな場所でプリン食べてます。眼前には杖立の絶景ビュー。満ち足りた気分になること間違いなし!です。
2軒目・・・『白水荘』
『ひぜんや』さんを出て、正面の大通りを少し歩いていくと、右手に小さな路地が。
気になって路地を下っていくと、
『旅館 白水荘』という看板が。
正面に回ってみると、
おぉ~、ここでもやってます「杖立プリン」!右下に小さい看板が出てますよね。
お店の中は、
レトロモダンなカフェって雰囲気。オシャレな感じ!
ここで食べられるプリンは…
『あんプリン』。 あんこが使われた、和風テイストのプリンです。
この写真だと少し分かりにくいかな?スプーンですくってアップにするとこんな感じ。
カラメルソースの代わりに、あんこが薄く表面に敷いてあります。
で、このままパクッと…うーん!美味しいです!!
プリン自体の甘さはかなり控えめ。感じられるギリギリの甘さです。
あんこの優しい甘さがそこに溶けこんできます。意外と和テイストとも合うんですね、プリンって。
落ち着いた雰囲気の店内ともピッタリとマッチした、白水荘の“あんプリン”。
舌だけでなく、心もすっかり寛いだ気分になれましたよ~!
(つづく)