以前、この『ボーダーレスの秘密』で、 『福岡に阪神タイガースを愛してやまない博多ラーメン屋があった!』、
2015/04/01(水)
柳橋連合市場【前編】
今回は“博多の台所”、柳橋連合市場(やなぎばし れんごういちば)を紹介していこうと思います。
美味しい食材がドッサリ!歴史ある市場ですよ~!!
柳橋連合市場とは?
JR博多駅から東に向かって、歩いてだいたい15分ぐらい?那珂川に架かる橋の
たもとにあるのが『柳橋連合市場』です。
なんだか年季が入ってる感じがしますよね。
1918年ごろ、荷車に積んだ魚を露天販売し始めた人が現れ、それが評判を呼んで、この場所にちょっとした“市”が立ったのが起源なんだとか。およそ100年もの間、博多の庶民の食欲を満たしてきた、由緒正しき市場なんです。
そうそう、2013年にリリースされたAKB48のシングル「恋するフォーチュンクッキー」のPVは、HKT48の指原莉乃さんがセンターということで、福岡の名所がロケ地になっていますよね。もちろんこの柳橋連合市場も登場しています。
わかりやすいのは3’19”あたり。さすがに皆さん、いつもダンスしているわけではありませんが(笑)でも、普段からこれに近い賑わいのある、活気溢れる商店街です。
いざ商店街へ!!
住吉通り方面からの、柳橋連合市場への入り口。
平日の昼間なのに、なかなかの賑わいです。
入り口すぐ近くの魚屋さんから、すでにスゴい品揃え!
いきなりマグロのカマがお出迎え。こんなの普通の魚屋で売ってるのを見たことないですよ~!
福岡は貝類も美味しいんですよね。有明海などの干潟も近いですし。
本州ではあまり見かけないような、珍しい貝も多いです。
別の魚屋さんでもアサリがどっさり。
そして、これも珍しい?カメノテです。
一部の地域でしか食べませんよね?塩茹でや酒蒸しで食べると最高です。いい酒の肴になるんですよね。ちなみにカメノテは貝類ではなく、どちらかと言えばカニやエビに近い甲殻類です、一応念のため。
乾物屋さんを覗いてみると…
やはり九州は『アゴだし』。トビウオです。
独特のコクがあって、慣れたらヤミツキになること間違いなしです。
と、福岡・九州ならではの珍しい食材も豊富、ここにない食べ物なんてないんじゃないの?
サービス精神満点な店員さんたち。
とにかく九州中の美味しいモノに溢れている『柳橋連合市場』なんですが、ここの魅力はそれだけじゃないんですよね。
とにかく、お店の方のサービス精神がハンパない!!
八百屋さんで、見たこともない野菜を発見。大根?サツマイモ?紫色してます。
お店の人に「これって何ですか?」と尋ねると、「ダイコンです。中まで紫色なんですよ~!」と、
わざわざ端っこを切り取って見せて下さいました。買わないのに申し訳ない感じです。スミマセン。。。
明太子屋さんでは、ダメモトで「大将も写真に入ってくれませんか?」とお願いすると、
「イイ男に撮ってくださいよ~!」と二つ返事でOK。いやいや、男前すぎますよ、元から!!
と、あちこちで楽しいお話をきかせてもらったりしているうちに、お腹が減ってきました。柳橋連合市場でのお楽しみ、“魚屋さんでランチ”にしましょうか!!
看板だけ見ると普通の魚屋さんって感じですが、実はこの中に食堂があるんです。