ボーダーレスのベトナム支社所属のディレクター、“ジーコ”こと中村浩二です。 僕たちボーダーレスは、
2016/08/12(金)
ワットポーにお参りしてきました【前編】
今回の出張はベトナムだけではなく、タイ王国にも。
バンコクです。ベトナムからは飛行機で2時間ぐらいだったでしょうか?滞在していたダナンと比べたら、こちらはもう大都会という感じ。
若い頃にアジア諸国を渡り歩いた向井社長は慣れたものでしたが、僕にとっては初めてのバンコク。見るもの触れるもの全てが新鮮でした。
ベトナム支社のカテゴリーですが。
せっかくなので、バンコクの寺院『ワットポー』に行ってきたお話を少々…
有名な涅槃仏のある、あのお寺です。
公共の交通機関で
ホテルの前に停まっているタクシーの運転手さんにワットポーまでの料金を尋ねると、日本円でだいたい3000円ぐらいだそうな。
今回のバンコク滞在をサポートしてくれた、現地のコーディネイト兼通訳の方にその旨伝えると、即座に「ソレは高すぎるヨ!」とのアドバイスが。
と、いうわけで、今回は地元の人たちが参拝するときと同じく、公共の交通機関を使っての移動に。こういうときに現地の方がいると心強いです。
…これはあくまでも“僕個人の感想”です。もし、タイ出身の方や、彼の地を愛されている方に「おまえの勘違いだ。そんなことはない!」と言われてしまったら、僕としては本当にごめんなさいとただ平謝りするほかないのですが…
バンコクでは、とにかく至るトコロで金額をフッ掛けられました。信じられないぐらいの額を要求されることも多かったです。ここに比べたら、ベトナムのダナンのボッタクリなんて、しょせん消費税レベル。
で、「それちょっと高くない?」なんて怪訝な顔をすると、「話にならねぇよ!他を当たりな!!」って感じで逆ギレされてしまうという(笑)
もっと語学力があれば交渉もできただろうし、何よりも、そういう体験も含めて旅の思い出だし、それに“信じられない金額”といっても、日本人の物価の感覚からすれば非常に安かったりしますし。
ボッタクリに関しては、あまり目くじらを立てず、むしろ「この話、日本に帰ってから面白おかしく喋ったろ~!」ぐらいの太っ腹気分で臨んだほうが健康的だと思いますが、いかがでしょうか?
BTSに乗って
ガイドして下さった方の言いなりに、キップを貰って駅のホームへ。
すごくキレイ。そして近代的。
そしてそして、
ホームの至る所にデジタルサイネージが!!
さすがに東京ほどではないでしょうが、日本の地方都市の駅よりも多いかも?あちこちで映像が動いています。
そんなことに感心していると、
やってきました、これが有名なバンコクのスカイトレイン、BTSですね!
モノレールっぽいですが、よく見ると普通のレールの上を走っています。
そして、この写真、鉄道の横の一般道路もご覧ください。大渋滞しています。
バンコクの道路は車がいっぱい。常に渋滞しているイメージです。なので、ガイドブックなどに『○○までタクシーで約20分』などと書いてあっても、その通りには着かないことが多いようです。
促されるままに乗り込む僕。このBTS、今回はガイドさんの案内でしたが、乗り方自体はそんなに難しくなさそうでした。駅には日本語の案内もありましたし、目的地が分かるガイドブックなどを駅員さんに見せれば、カタコトの英語でも大丈夫そう。
タクシーはいろいろとアテにならないことも多いかもしれませんので、バンコクでの移動はBTSを利用してみるのもいいかもしれません。
車内にもモニターが設置してあって、コマーシャル中心の映像がバンバンに流れていました。
次は水上バスに・・・
サイアム駅で乗り換え、サパーンタクシン駅でBTSを降り、
ほんの少し歩くと、『ター・サートン(Sathorn)』という船着場が見えてきます。
これまた有名な、バンコクの水上バス。一度乗ってみたかったんですよね。まさかこんなところで願いが叶うとは。
いろいろな船が行き交っています。
はっきり言って、どの船がワット・ポーのある“ター・ティアン”行きなのか全然わからん…
ですが、ガイドしてくださった方によると、そこら辺りにいる人に「ワット・ポー!」と尋ねれば、だいたい乗り場まで案内してくれるとか…ホントかなぁ?
意外と、といったら失礼かもですが、船内はとてもキレイ。
ですがですが、正直なところ、水自体はドブ川レベルの汚さ。なんだか臭いし、よくわからないゴミなどが浮きまくっています。
でも…
船が走り出すと気持ちいいのだ!水はドロドロだけど、
遠く川べりの風景はとても美しいですし。
行き交う船は、
どれもキュートで、しかも力強そう。
そして、
ここにも開発の波が。街がどんどん近代化していくようです…
でも、
由緒正しそうな建築物、そして自然はそのまま残されているようです。ただの観光地には成り下がっていないというか。人々の生活の中に歴史と文化がちゃんと刻み込まれている感じ。
日本も今ちょうど、東京オリンピックに向けての再開発が進んでいますが、残すべきものは残して、美しい都市になってくれたら良いのにな、なんて事を考えながら…船はまもなくワット・ポーのある“ター・ティアン”へと到着するのでありました。
(つづく)