>>Part1はこちら 手芸なんて全く出来ない僕でもついつい長居してしまいそうになった
2016/02/26(金)
松山城にも行ってきましたよ【後編】
天守閣のあるお城に来たならば、
城下町を眺めないとですね。実はこの松山城の天守閣、標高がおよそ161メートルで、日本一の高さなのだそうです。
山があって街があって、その向こうには海が広がっていて。
そして、この風景を松山城が見守っている…愛媛県の松山市、本当に素敵な街だと思いました。
本丸をもう一度
早く天守閣を見たくて、少々焦り気味にここまで来てしまいました。
帰り道にもう一度、今度はゆっくりと本丸を見て回りたいと思います。
お城から外に出て。
改めて見直すと、城内至るところにある門は、どれもこれも驚くほど重厚です。
見事な枝振りの松。よく見ると、傍らには銃眼が並んでいます。
こちらの門は、
筋鉄門と呼ばれているそうで、
扉全体を鉄で補強してあります。
こういうのを見ると、今は静かで美しいこの松山城も、
かつては戦うための場所だったのだよな、ということに気付かされます。
後ろ髪引かれつつ…
気になるものを見つけました。
これは雨水などを排出するための溝でしょうか?
城内の上から下までに、このような、瓦(?)を利用した、溝らしきものが掘られていました。
このように。帰ってから調べてみると、愛媛県は瓦の特産地でもあるそうなので、おそらくはその関係から…だと思うのですが、詳しいことは分からずじまい。スタッフさんに聞いておけばよかったと、少し後悔しています。
城内にはたくさんの木々が植えられています。
よく見ると、
梅の花がぽつりぽつりとほころび始めていました。
この取材は1月末だったので、今はちょうど見ごろになっているのでは?
この松山城、『日本の桜名所100選』にも選ばれているそうです。
今は城内の木々に色味も少なくて、少し殺風景な感じがしないでもないですが、これが4月ごろには、お城をバックに満開の桜を見られることでしょう。
そうこうしているうちに時間も過ぎて…後ろ髪引かれつつですが。天気もあまり良くないので、今回はこの辺で切り上げることにしましょう。
できればまた、今度は春か、もしくは秋の紅葉時期に来れたらなぁ…
素敵な街でした、松山!!
松山の街に戻って、
じゃこ天を食べたり、
愛媛のゆるキャラ“みきゃん”と記念撮影をしたりしているうちに、そろそろ帰りのフェリーの時間になりました。
わずか1日半ほどの滞在なのに、寂しい気持ちになります。
初めての愛媛県、そしてもちろん初めての松山市でしたが、お世辞でもなんでもなく、本当にいい街でしたよ。安心するというか、心が落ち着く場所だったように思います。
九州に近付いていくフェリーの中で、
ポンジュースとポンジュース・グミを口にしながら、
「松山に住んでもいいかも?いや、むしろ住みたい街かも!?」なんてことを、ボンヤリと考えたりしたのでした。