少し前、兵庫県姫路市の手柄山公園内にある『手柄ポート』が閉店する話をしましたが(3月25日までです!)。
2018/02/27(火)
激ウマなポン酢を求めて…大阪の『勝貴屋』
大阪の平野区というところに、夫婦2人で手作りしている激ウマなポン酢がある…本当に美味しいんですよ。酸っぱさが絶妙!素材の味を損なわず、そして、ふんわりと立ちのぼる柑橘系の香りが食欲を刺激しすぎる…
悲しいことに、東京では手に入らないんですよ。(と、この時点ではホンマにそう思っていました)
ということで、関西に帰省した折に平野へ。ナンバや梅田やUSJには行ったことあっても、平野区へ行ったことある人って、そう多くはないのでは?正直なところ、元・関西人の私も、そうしょっちゅう訪れる街ではありません。
いわゆるベッドタウン的なところで、いかにも大阪な下町風情があちこちに残っています。ウィキペディア見てみたら、なんとあのゲームメーカーのカプコン発祥の地だということ。すごい!
『モータープール』って何のことだかわかりますか?・・・答えは知り合いの関西人に聞いてみよう!!
住宅街をふらふらと、JR平野駅から歩いて20分ぐらい?
見えてきました、黄色い看板に『ポン酢』の文字。はっきり言ってわかりにくい!どこの街でも見かけるような、地元の小さな店舗という雰囲気ですが。
ここが今回の目的地の勝貴屋(しょうきや)。夫婦2人でポン酢を手作りし、そして直売しているお店です。
さっそく店内へ。お客さんが5人も入ればいっぱいになってしまいそうな、こじんまりとした空間。
壁一面に、ポン酢を紹介した記事がペタペタと。かつては「知る人ぞ知る」という存在だったのですが、最近はメディアなどにも頻繁に取り上げられて、関西ではかなり有名になってきているようです。
昔は酒屋さんだったんですよね、確か。この店の奥さまが「市販のポン酢は酸っぱすぎて苦手」と言ったので、ダンナさんが手作り試行錯誤…
で、生まれたのがこの『勝貴屋のポン酢』。今もこのお店の奥の作業場で、夫婦2人で手作り。ビン詰めやラベル貼りまでも手作業だと聞いたことがあるのですが、今もそうなのでしょうか?
ラベルに書かれている原材料、2種類の醤油にユズと橙(ダイダイ)、カツオ・サバ・ムロアジ・昆布・椎茸etc…こんなにもブレンドしてあったのか。
同封してあった説明書きによると、常に同じ美味しさをキープするために『体調が悪いときは作らない』のだそうな。すごいコダワリ。
普段使いのものだけでなく、贈答用にラッピングされたものまで。昔はこんなのなかったような気が。いや、久しぶりなんで記憶違いかなぁ?でも、大阪のお土産にもイイですね。
お鍋のシーズンに間に合ってよかったです。平野でしか買えない激うまポン酢。関西に知り合いのいる方、出張で大阪に行く方、ぜひ一度味わってみてください!…という感じでシメようと思っていたら、
あれれ?通販もしておられるんですね!?試しに『勝貴屋 ポン酢』でググってみたら、大手通販サイトのリストにも登場してる…ネットでも買えるなんて、これも時代ですね。まあでもおかげで東京にいても買えるんだし。便利になったことを喜ぶべきでしょう。
お鍋にはもちろん、個人的には湯豆腐とか、あと焼き魚や、タコ・貝類などの淡白な味のお刺身にもオススメなこの勝貴屋のポン酢。
300ml入りが税込み650円と、少々お値段高めに感じるかもですが…ポン酢フリークの方ならばその値打ち、ご理解いただけるかと。
●勝貴屋(しょうきや)
大阪市平野区流町4丁目10-1
TEL:(06)6708-8595
※価格等はすべて2018年2月の取材時のものです