>パート(1)はこちら< 現在の『フェアレディZ』の直系ではありませんが、
2016/02/02(火)
京都・清水寺に行ってきました!(後編)
清水の舞台から眺める、冬の京都。
いい見晴らしですね~!紅葉シーズンだともっとキレイだったかな?
しかし…改めて、この舞台に立ってみると、
これ、分かりますか?
昨日の写真のほうが分かりやすいかも?
舞台が前方に下がっている、傾いているように見えるでしょう?
もしかしたらコレって…舞台が壊れかけているのでは!?
心配になったので調べてみると、
これは「雨水が溜まるのを防ぐため」なんだそうです。
ヒノキ製なので、水はけをよくしておかないと、すぐにボロボロになって腐ってしまうことから、わざと傾斜を付けて舞台上に溜まった雨水を下に流すためなのだそうな。
ホッと安心。そしてすごく感心。
よく考えられているなぁ、と思いました。なので皆さん、清水寺に行かれたときは、心置きなく清水の舞台から京都の美しい景色を眺めてくださいませ!!
『清水の舞台から飛び降りる』の意味は!?
年末恒例の『今年の漢字』、これも清水寺の十一面千手観音に奉納されます。
去年(2015年)は、
『安』でしたね、すっかり忘れてしまうところでした…
と、清水の舞台を満喫して、下に降りることに。
前の木々が少し気になりますが(苦笑)、こうやって下から、ついさっきまでいた清水の舞台を見上げると、やっぱり高いところに居たんだなぁという実感が。
…ちなみに、『清水の舞台から飛び降りる』という言葉、今では「思い切ったことをする」という意味で使われますが。
元々は“願掛け”の意味もあったようです。
願い事を唱えつつ、この舞台から下に飛び降りて…もし命があったらその願いが叶うという、考えただけでも恐ろしい願掛け法。。。
江戸時代ごろには、実際に200人以上もの人が、願いを胸にこの舞台から飛び降りたのだとか。
ビルの4階の高さですよ!
もちろん現代人は絶対にマネしたらダメですよ!!
当時はまだ地面に土の部分が多く、木々ももっと植えられていたそうで、生還する確立も意外と高かった(8割近くの人が命は助かったという記録も)そうですが、今ならまず助からないでしょう。
下の道を楽しく観光している、この皆さんも巻き込んでの大事件になりますので、絶対に止めてくださいませ!!
今度は春に来たいです!
開山は西暦778年とも言われる、歴史の深い清水寺ですが、
お寺の周りには、レトロなテイストを活かしつつのモダンな建物が。
ブライダルの会場でしょうか?
こういう街並みを愛でられるのも京都旅の魅力です。
思い出作りに、和菓子と京抹茶もいただいてみたりして。
友達や家族、親戚におみやげも。
京てぬぐい、そして
お札とお守り。
お守りなどは、おみやげとしてはあまり喜ばれなかったりもしますが、京都の清水寺なら大丈夫!?
仕事の合間の短い時間でしたが、充分に堪能できましたよ清水寺。
満足しつつ写真を眺めていたら、関西出身のボーダーレススタッフが、
「アホやなぁ、清水寺はやっぱり春やで春!桜の時期に行かんと!!」
えっ!?この時期に行くのはアホですか!Σ(・Д・;)
いや、そんなコトはないと思うけれど…でも、春ごろにもう一度ゆっくりと清水寺に行きたいのは確かです!!